五泉市議会 > 2019-12-05 >
12月05日-一般質問、議案説明、質疑-02号

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  1. 五泉市議会 2019-12-05
    12月05日-一般質問、議案説明、質疑-02号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 元年 12月 定例会(第4回)         令和元年第4回五泉市議会定例会会議録 第2号               令和元年12月5日(木曜日)                                            議事日程 第2号                      令和元年12月5日(木曜日)午前9時30分開議 第 1 市政一般に関する質問                               第 2 議第121号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県            市町村総合事務組合規約の変更について                    議第122号 五泉市組織条例の一部を改正する条例の制定について              議第123号 五泉市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について            議第124号 五泉市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につい            て                                     議第125号 五泉市簡易水道事業の五泉市水道事業への統合に伴う関係条例の整備に関            する条例の制定について                           議第126号 指定管理者の指定について                          議第127号 指定管理者の指定について                          議第128号 令和元年度五泉市一般会計補正予算(第6号)                 議第129号 令和元年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)           議第130号 令和元年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第3号)             議第131号 令和元年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)            議第132号 令和元年度五泉市水道事業会計補正予算(第3号)               (以上12件一括上程、議案説明、議案に対する質疑)                第 3 議長報告                                          (1) 請願付託報告                                     請願第3 「学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の           充実を求める意見書」の採択に関する請願                                                           本日の会議に付した事件                                   日程第 1 市政一般に関する質問……………………………………………………………………74        7番  白 井 妙 子 君…………………………………………………………74        3番  波 塚 静 亮 君…………………………………………………………81        8番  今 井   博 君…………………………………………………………91       15番  鈴 木 良 民 君…………………………………………………………99 日程第 2 議第121号~議第132号(以上12件一括上程、議案説明、議案に対する質疑)       ……………………………………………………………………………………………104 日程第 3 議長報告…………………………………………………………………………………127        (1) 請願付託報告                                       請願第3 「学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私               学助成の充実を求める意見書」の採択に関する請願                                                   出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  落 合 英 昭 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  早 見   裕 君  市 民 課 長  青 木 幸 也 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  廣 田 雅 代 君   高齢福祉課長兼  熊 倉 雅 行 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  林   浩 之 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  佐 藤   豊 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  松 川 稔 明 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  松 澤 一 則 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前 9時30分 開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、これより本日の会議を開きます。  当局より発言の申し出がありますので、この際これを許可いたします。 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長(松川稔明君) 発言の訂正をお願いいたします。  昨日の阿部議員の一般質問におきまして、複合施設はどのくらいの来館者を見込んでいるのかとのご質問に対しまして、来館者の予定数については、試算していないとお答えしましたが、試算しておりました。大変申しわけありませんでした。生涯学習エリア部分産業振興エリア部分と合わせまして、約25万人の年間利用者を見込んでおります。大変申しわけありませんでした。訂正しておわび申し上げます。 △日程第1 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) それでは、日程第1、市政一般に関する質問であります。昨日に引き続きまして一般質問を行います。  通告9番、白井妙子君。 ◆7番(白井妙子君) おはようございます。議席番号7番、清流クラブ、白井妙子です。通告に従いまして一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず1件目、安心、安全な通学路について。子供を持つ親にとって、通学路の安全性はとても気になる問題の一つです。子供が交通事故やさまざまな犯罪に巻き込まれないためにも、通学路の安心、安全は考えていかなければならないことです。子供が遭遇する通学路の危険といえば、車やバイク、自転車などによる交通事故が挙げられます。また、ニュースや新聞などで取り上げられることが多い不審者による犯罪は、子供が通る通学路が狙われやすいと言われています。人通りの少ない道や暗い道、死角となるポイントが多い道は、子供の連れ去り事件が発生するおそれがあるため、注意が必要となります。不審者から大事な子供を守るためにも、安全対策をしっかり行っていかなければなりません。登下校中に親がずっと付き添うわけにはいきません。そんな市民の皆様から特に中学生なんですが、冬季期間だけのバスしか出ない、通学路がとても暗い、女の子なのでとても心配ということのさまざまな不安が聞かれてきます。五泉市では、安心、安全なまちづくり、住みたいまち五泉、住んでよかった五泉をまちづくりの目標として取り組んでいますが、通学路の安心、安全に関してはどうでしょうか。第2次五泉市総合計画の中で、子供たちの安全を脅かす災害や事故及び犯罪が多く発生しており、これらの対応や未然に防ぐ体制が必要と課題に挙げております。少子化に伴い、学校が統合または閉校となり、遠くの学校まで通わなければならなくなった地域があります。もちろんそれは安心、安全に通学ができることも考えての計画だったとは思いますが、不安の声が聞かれるということは、まだまだ課題があると思います。通学路の安全確認、点検を行っているとは思いますが、状況としてはいかがでしょうか。  そこで、通学路安全推進会議というものが行われていると思いますが、それについてお聞きします。その会議には何名、またどのような方たちで話し合いをされ、いつ行われているのでしょうか。そして、どのような意見が出て話し合いをされているのか、具体的な安全対策についてお聞かせください。  2件目、保育園の受け入れ態勢について。これも総合計画の基本方針で保育を必要とする全ての家庭が利用できる支援及び子供たちがより豊かに育っていくことができる支援の充実を目指しますとありますが、計画を立てて2年たって、現在の状況はどうでしょうか。本当に保育を必要とする全ての家庭が利用できているのでしょうか。ゼロ歳児から2歳児の未満児の子供さんを持つ親御さんから、保育園に受け入れてもらえなかった、来年はどうなんだろう、次の子供も産めないかもしれないという不安の声が聞かれました。さまざまなライフスタイルがある中、自分が3歳まで子育てをしたいと思っていても、なかなか思うようにはいかず、保護者が働かなければならないのが現状です。そこでお聞きします。現在ゼロ歳児から2歳児の未満児の保育の受け入れ態勢の状況をお聞かせください。  また、里帰り出産のために実家に戻られた上のお子さんを一時的に約2カ月から3カ月程度だと思うのですが、預けたいという子供さんの受け入れ態勢はいかがでしょうか。受け入れることは可能なのでしょうか。可能であれば、その条件をお聞かせください。  3件目、総合会館中ホールのトイレについて。中ホールは年間どれぐらいの利用者がいるのでしょうか。中ホールは多くの市内外からの皆様が利用する大切な施設です。利用されている市民の皆様からトイレを洋式にしてほしい、トイレが衛生上よくなくて利用するのも嫌だと、施設使用料を有効に活用してほしいと、衛生管理、環境整備についてのご指摘を受けました。利用される皆様の安全性、利便性を考慮した適正な施設環境の整備が必要課題となっています。トイレも関係してくると思いますが、毎日の管理はどのように行われているのでしょうか。また、改修工事が必要と思われますが、予定はありますでしょうか、お聞かせください。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。それでは、白井議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、保育園の受け入れ態勢についてであります。ゼロ歳児から2歳児までの受け入れ態勢でありますが、市内には公立保育園が11園、私立保育施設が8園、これは幼保連携型認定こども園が6園、小規模保育所が2園でありまして、ゼロ歳から2歳の子供については、11月1日現在で489人が入園しております。少子化に伴い、子供の数自体は減少しておりますが、共働き世帯の増加や核家族化により、保育園においては3歳未満児の入園希望が増加傾向にあり、保育士の確保は全国的に大きな課題となっております。また、待機児童に関しましては、年度初め当初には発生しておりませんが、10月時点で7人となっております。このような年度途中の入園希望に対応するためには、保育士の確保が最も重要であり、そのための取り組みといたしましては、ハローワークを活用した求人に加え、保育士の養成機関を訪問し、公立保育園の保育士採用試験の日程等の情報提供を行うとともに、学生のインターンシップやボランティアの受け入れも積極的に行っているところであります。また、臨時職員の賃金などの待遇面に関しましても、近隣市町村と比較して優遇しておりますので、引き続き適切な情報発信等により、保育士の確保が図れるよう取り組んでまいります。  次に、里帰り出産時の一時的な受け入れ態勢についてであります。保育園の入園申請は居住地で行っていただくことになっておりますので、里帰り出産における一時的な保育園の入園申請であっても、居住地の自治体に行っていただき、その自治体と里帰り先の自治体で協議をした上で入園手続を進める広域入所という方法になっております。通常の入園と違う申請手続になりますので、これまで以上に丁寧でわかりやすい説明に努めてまいります。今後とも子供たちの健やかな成長を促す良好な教育、保育サービスの提供に努めてまいります。  なお、安全、安心な通学路について、また総合会館中ホールのトイレにつきましてのご質問に関しましては、教育長がお答えいたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) おはようございます。白井議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、安全、安心な通学路の対策についてであります。近年通学路の安全確保や通学バス運行につきましては、多くの地域から要望をいただいております。防犯灯設置につきましては、設置基準により対応しております。また、市では中学校で6キロメートル以上、冬季は3キロメートル以上を一つの目安に通学バス、タクシーの運行や交通費の補助などの通学支援を行っております。通学路安全推進会議につきましては、県地域整備部、五泉警察署、総務課、都市整備課、環境保全課、学校教育課、小中学校で構成し、毎年五泉市通学路安全プログラムに基づき交通、防犯双方の観点から通学路を点検し、対策の検討とその後の検証を行っております。今年度は9月27日に各小中学校からPTAや町内会の意見も聞いて抽出した14カ所の現地において、合同点検、対策内容の検討を行い、その後担当で看板の設置や道路標示、区画線の再標示などの安全対策を行っているところであります。2月には、2回目の推進会議を行い、対策の進捗状況や今後の計画につきまして確認することにしております。また、その結果をホームページで公表し、保護者にもアンケートを行い、対策箇所の周知と安全確認を行っております。引き続き関係機関が連携して、安全対策を進めるとともに、地域の皆様の協力もいただきながら、市全体で子供たちの通学の安全、安心を守る体制をつくってまいります。  続きまして、総合会館中ホールのトイレについてのご質問であります。総合会館中ホールは、昭和44年の建設以来50年が経過し、この間多くの市民の皆様からご利用いただいており、平成30年度中ホールの年間利用者数は2万6,156人でありました。また、トイレの清掃につきましては、委託業者により土日、祝祭日、年末年始を除き清掃業務を行っております。トイレの改修につきましては、洋式化を進めておりますが、施設の老朽化が進んでいることから、抜本的な改修について検討を進めているところであります。  以上です。 ◆7番(白井妙子君) では、再質問させていただきます。  まず、通学路に関してですが、6月の定例会で羽下議員と阿部議員が通学路の安全対策について質問されたと思いますが、その9月に会議されたときに、その件に関しての話し合いだったり、何か質問だったりということはありましたでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 6月の議会では、幼稚園の交通事故などがあった後の質問だったと思いますが、その件でしょうか。その件につきましては、各小中学校から点検箇所の確認もしながら要望をいただいて、9月の点検に進んだということであります。 ◆7番(白井妙子君) たしか新潟の子供さんの話だったりとかということだったと思うんですけれども、そういう犯罪についての話し合い、こういう場合はどうしたらいいだろうという、そういう話し合いというのはされたんでしょうか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 先回の9月に行われた会議につきましても、暗い箇所、そういった防犯の観点からも要望が出ておりましたので、検討したところでございます。 ◆7番(白井妙子君) わかりました。  それでは、そのバスのことについての要望がたくさんあるとおっしゃいましたけども、私のところにもそういうお話は本当にたくさん来ています。バスが12月から3月まで、これ中学生が主なんですけども、12月から3月まではバスの通学なんですけども、その間の4月から11月までは自転車なり、徒歩だったりという通学方法なんですけども、それはどこからどういう話のもとで決められたのか。バスを出さなきゃだめだということで、12月から3月まで遠いから出すということだと思うんですけども、なぜ4月から11月まではバスはだめなんでしょうかということです。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 国の遠距離の補助の対象というのが、一応中学生では6キロ以上は遠距離ということになっておりまして、五泉もその国の標準にのっとっておおむねその範囲で考えておるんですけれども、冬期間はやっぱり雪が降ったりするということで、その半分の3キロの距離からということで五泉のほうでは規定しております。 ◆7番(白井妙子君) そうしましたら、バスはじゃ国の決まりということなので、それは仕方ないとして、できましたら冬場だけじゃないんですね。夏場も確かに自転車で通っていらっしゃる方の声を聞きますと、雨だったり、風だったり、雨風の日がすごく多いんですね。そういうときに自転車に乗っていたりとかすると、非常に危険なわけです。田んぼに落ちたというお話知っていらっしゃいますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 五、六年前に1回あったというふうには聞いておりますけど、近年にそういう事故があったという報告は今のところ聞いておりません。 ◆7番(白井妙子君) そのときの対応はどうされましたか。          〔何事か呼ぶ者あり〕
    教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 申しわけありません。五、六年前のことなので、そのときどういう対応をしたかは今承知しておりません。申しわけございません。 ◆7番(白井妙子君) そういう事例もあるということなので、これからバスが出ない期間の通学の安全もやっぱり大事なので、それもちゃんと把握しておいていただいて、そのときの対応というのもしっかりやっていただきたいと思います。  今課長がおっしゃいました通学路の防犯灯の話なんですけども、それはしっかりと完了されたということでよろしいでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 完了したといいますか、防犯灯市全域にございますので、通学路の暗いところ、またその協議会のほうでもいろいろな箇所出てきておりますので、担当課と協議しながら順次計画を立ててまた整備を続けていきたいというふうに思っております。 ◆7番(白井妙子君) その順次計画を立ててというようなゆっくりした計画では、きょう何があるかわからない、あす何があるかわからないという時代なので、実際通学路、伊藤課長とちょっとお話ししたことあるんですが、行かれましたでしょうか、暗いときに。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 市全域を私回るわけではございませんけれども、暗いときはなるべく回りながら帰るようにするとかしておるつもりでございます。 ◆7番(白井妙子君) 私は、ちょっと回ってみたんですね。やっぱり声を聞きましたので、どのくらい暗いのかなと思って、車で行って、ライトを消して、ちょっと進んでまたライトを消してというふうに回ってみました。非常に暗いです。とても私は怖いですね。やっぱり車で行ってもライト消すと暗いので、自転車のライト1つではとても前に人がいたり、何かが飛び出してきたとしても、本当にわからないような暗さなので、ちょっと回ってみるのも、それも点検の一つだと思うんですけども、教育長いかがでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 私も通勤のときには車ですし、また通勤が終わって夜用事があるときなどもいろんな地域に出かけるわけでありますが、その都度、その都度確かに防犯灯があるか、ついているかという確認はしておりますが、防犯灯につきましては、時期にもよるわけですけれども、暗い地域も白井議員がおっしゃるように私はそうではないのかなと思っていますし、先ほども申し上げましたとおり、五泉市の基準に応じて防犯灯は整備されているものと考えておりますが。 ◆7番(白井妙子君) 基準は、基準なんですよ。実際暗いんです。子供たちは、怖いんですよ、やっぱり。通学路なのに暗くて通れない子供がいて、わざわざ明るいところを通学路じゃないところを通って通学しているという子もいますし、歩いての通学の子供さんなんですけども、自分のうちに道路が暗く、通学路が暗くて帰れないと、反対側にある自分のお母さんの実家に帰る、そして親を待つという、そういう子供さんもいらっしゃるんです。それだけ皆さん不安がっているんですが、それでも基準だからというふうに済ませてしまうのでしょうか。もう一度お答えください。 ○議長(林茂君) 白井さんさ、これ場所を教えればいいんだがね。単なる通学路の話じゃのうでさ、ここへつけてくれという話に切りかえなや。 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 防犯灯の件でございますが、ご質問いただきました基準ということで申しますと、おおむね100メートルに1灯という形で防犯灯の設置をしているとこでございます。しかしながら、状況も変わることもございますし、要望がございましたら出向くなりして確認し、必要であれば設置をすることもございますし、また地域の町内会の皆さんと相談して対策についてまたご相談することもありますので、そのような箇所がございましたらお話をいただければ、私どものほうでまた出向いて対応についてまた検討させていただきたいと思っております。 ◆7番(白井妙子君) じゃ、場所をと言われるようであれば、中学生の話ですので、大人の都合で統合したり、閉校になったりということに子供としてはね、そういうことなので、やっぱり子供たちのことを考えると、丸田地区の人たちは北中、橋田地区は五中、巣本の人たちは北中というふうに行くわけですけれども、その間暗いんです、本当に。やっぱり来年はうちは女の子が入るんだとなると、じゃ1人だからできないとかという問題ではないと思うんですね。          〔「やらないと言っていない」と呼ぶ者あり〕 ◆7番(白井妙子君) わかります。それを早急にということですね。やっぱり確認して、ここが危険だと思うところ、暗いと思うところは、早目につけていただくようにお願いしたいと思いますので。          〔「そうだ」「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆7番(白井妙子君) わかりました。  じゃ、次、未満児の保育受け入れの体制ですけれども、たしか林課長にもお話ししたと思うんですけども、ゼロ歳児から2歳児までの未満児というのが増加するという予想は本当にされていたと思うんですけれども、確かに保育士さんを一生懸命今探していますというふうにおっしゃいますけども、待っているばかりではちょっとあれだと思うんですけども、例えば定年になられた保育士さんとか、そういう方たちにも声をかけたりとかしていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 市長の答弁でも申し上げましたとおり、保育士確保が大きな課題となっております。そのような中で、正規の職員ももちろんなんですが、臨時の職員も多く採用して対応しておりますし、定年退職された方を再任用ということで、何名か雇用して現在は対応しております。 ◆7番(白井妙子君) 先ほども言いましたけれども、どうしても共働きというご夫婦は多いので、できるだけゼロ歳児、未満児というのを受け入れるようにお願いしたいと思います。保育園は、目も離せない、手も離せないような子供たちが来るので、保育士さんもしっかり付き添って大変なところだと思いますけども、子供たちにもお友達と過ごすいい刺激にもなり、社会性も身につき、おもちゃの貸し借りやトイレトレーニングなども学び、またこれは小学校に入るための準備期間だと私は思っていますので、全ての子供たちが利用できるような支援をお願いしたいと思います。  それと、ことし私たちが市民厚生で視察に行ったところの話なんですが、島根県の邑南町というところ、日本一の子育て村を目指すところは、奨学金制度というのが充実していまして、地元で働くことを条件で、借りた年数を働いていただくと、返済しなくていいという、そういう充実したことがあるんですけども、五泉市ではそういうことを考えられないでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 奨学金につきましては、学校教育課が担当しているわけでありますけれども、返済例えば五泉市の場合には、医療機関で看護師さんなど働いた場合には、奨学金返済しない制度ということにはなっておりますが、保育士さんのところまではそこの範囲は広がっていないと思います。 ◆7番(白井妙子君) これは一応提案ということなので、医療機関ばかりでなく、保育士さんがいらっしゃらないようであれば、そういうこともやっていけたら何年か後にはその人たちが帰ってくる、またどんどん、どんどんそういう人たちがふえてくるんじゃないかと思うので、そういうこともこれからご検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 保育士になるための学校に入っていて奨学金を借りている学生といいますか、どの程度いるかも我々把握しなきゃならないことでありますので、その把握した上で、また財政当局、市長等と検討をしてみたいと思っております。 ◆7番(白井妙子君) ぜひよろしくお願いいたします。  あと中ホールのトイレなんですが、今どこの施設であろうと、建物であろうと、サービスエリアなんか特にそうなんですけれども、本当にきれいなトイレになっています。特に女性なんかはお化粧ができるような場所もつくられたりとかして、本当に気持ちいい感じのトイレになっていますので、確かに古い建物なので、じゃそこに予算をどれだけ使えるのかとなると、それは何とも言えないんですけども、使っている方たちがやっぱりトイレというのは玄関と同じで、その建物のうちの顔だと言われます。なので、やっぱり五泉市のそれこそ恥とまで私言われましたので、できるだけ計画があるようでありましたら、早目に改修工事ができるようにお願いしたいんですけども、大体どのくらいという目安はありませんか。 ◎教育長(井上幸直君) 中ホールのトイレにつきましては、先ほど申し上げましたおり、中ホール自体ができてから時間がたっていると、年数がたっているということもありまして、私も男子のトイレ使うわけですが、色からして古い、昔風だなという感じはしていますが、順次洋式化にも一部取りかえ、半数程度は洋式化になっているはずでございますが、例えばトイレの清掃の仕方なども、ウエット方式なわけでありますので、検討はしなきゃならないと思っていますが、ただ予算のこともあるわけですので、何年後とか、来年とか、再来年とかと私はここではまだお約束できないわけですけど、きれいにはしなきゃならないなという自覚は十分にございます。 ◆7番(白井妙子君) わかりました。そういうお返事はいただけるんだなと思っていましたが、本当に色がとにかくとてもお掃除していてもきれいだとは言えないようなトイレですし、常にお掃除の仕方がそうだと思うんですけども、水浸しのところにおげたを履いていくような、そういう状況というのは余りにもちょっと衛生上よくないような感じがしますので、そこのところをしっかりと清掃の方たちに、掃除される方たちにご指導いただいて、少しでもきれいな、気持ちよく使っていただけるようなトイレにしていただくようにお願いして質問を終わります。 ○議長(林茂君) それでは、次に、通告10番、波塚静亮君。 ◆3番(波塚静亮君) 皆さん、おはようございます。日本共産党の波塚静亮でございます。何分にも新人でございますので、うまくしゃべれないかもしれません。私は、40年間ふるさとを離れておりました。そして、10年前にこちらに戻ってきて、おふくろの介護のために生活をしております。今ですね、ですから皆さんにとっては当たり前のことも、私にとっては初めて知ることも多いです。いろいろ諸先輩議員、それから当局の皆さん、林市長含めてですね、じゃない、伊藤市長も含めてですね、ぜひよろしくお願いしたいと思います。私も緊張しております。かつて10年間舞台やっておりましたが、こうしたところは初舞台でございますので、ご容赦お願いしたいと思います。  きのう同じ新人議員のですね、山田さんが語っておられました。小さき声、声なき声を生かすのが政治だというふうにおっしゃっておられました。まことにそのとおりだというふうに思います。山田さんは、何十年間でしょうかね、行政マンとして村松、五泉で頑張っていらっしゃいました。私思いました。そうした小さき声、それから声なき声を生かしていこうという行政マンが市役所の職員多分400人以上、500人以上いると思うんですが、そういう方に満ちあふれていたら、五泉はきっとすばらしいまちになるんではないでしょうか、そう思います。私も弱きを助け、強きをくじく日本共産党の一員として、やはり政治というのはお金持ちは、お金があれば何でも通る世の中でございますので、お金のある人を助ける必要はある意味ないと思います。本当に困っている人をどう助けていくのか、そこに光を当てるのが政治本来の役割ではないかというふうに思っております。私なぜこの場に立っているのか、つい4カ月前には想像もしていなかったことであります。人生はまさしく何が起こるかわからない、そう思っております。本当にぎりぎりの生活をしていらっしゃる人が多くおられます。この数カ月間いろんな方と会いましたけども、本当に困っている人たくさんいます。そうした人たちを本当に救っていく今セーフティーネットがないと言われています。国は、国のことを言うとまた少し私話長くなりますのでやめますけれども、桜でもめていますけどね、本当に国民一人一人に焦点を当てた政治、政策が実施されているとは言いがたい、そういう状況でございます。そういう中にこそ、いわゆる地方自治体の役割は逆に言えば大きくなっているんではないでしょうか。質問通告しておらない中身なんですが、名前も間違えて申しわけございません。伊藤市長にですね、伊藤市長の政治の所信を改めてお尋ねしたいと思います。質問通告にありませんので、さらりと流されても結構でございますので、よろしくお願いします。  それでは、本題に入らせていただきます。既に昨日の一般質問において阿部周夫議員が質問しておりますので、ダブるところはカットされて結構です。一つ、私きのうびっくりしたんです。きのうの阿部周夫さんと当局のいろいろやりとり聞いていて、本当に議会でじっくり審議されたんですかと、そういう疑問を率直に感じました。30億の当初見込みから36億円という見込みに変わったということですが、果たしてそれ信じていいんですか。さらにふえるんじゃないんですか。  それから、あえて苦言を申し上げます。きのう私課長からだったでしょうかね、生涯学習課の松川さんから管理運営計画についてホームページにアップしていますよと。私議員になる前に事業計画はないんですかと話ししました。ないですと、あったじゃないですか。平成31年3月という表紙書きの管理運営計画あるんですよ。議員の皆さん見ていないでしょう。私きょう持ってこなかったんですよ、朝忙しくしていたもんですからね。きょうお手元にこうやって示そうと思ったんですが、ないんですよ。ないんですけど、ホームページ上にはもう上がっています。その経過をつまびらかにしてほしい。私選挙期間中から一貫して共産党は不要な施設、不要不急な施設は要らないではないかと、もっとじっくり市民の声を聞いて、私施設そのものについて反対しているわけではありません。私舞台をやっていましたから、先日ベーゼンドルファーのコンサートにも行ってまいりました。体育館でパイプ椅子で、幾らいい音楽聞いてもゆっくりできないんですよね。ですから、私個人としては500人レベルのゆったり座って芸術を鑑賞する、そういう場があってもいいんではないかと思っています。しかし、今回のいろいろやりとり聞いて、若干怒っているんですよ、私。一市民のときに私行きました、生涯学習課に。担当の方余り親切ではなかったような気がします。そう言うと後で問題になるから言いませんけれども、その辺含めてですね、話終わらなくなりますので、この辺にしますけども。ですから、事業計画について、民間とは違うんでしょうけども、その辺のところについてはちょっと違和感あるよということでございます。  それから、複合施設の成功のポイントについてですね、ぜひ伊藤市長のお考えをお聞きしたいと。それから、住民説明会、いわゆる市民への告知、お知らせ、広聴活動が不足していると言われています。昨日のところでもそういうお話、羽下議員のほうから多分あったと思うんですね。私もそれは感じます。いいことであっても、ちゃんと説明しなければ伝わらないわけですから、いろんな考え方のある人がいるわけですよ。必ずしも全面的に賛成なんていうことはあり得ないですけども、しかしきちっとお知らせをする、隠さない、そういうことが大事ではないでしょうか。現状においてもですね、複合施設については世論が割れていると思います。これをどう統合していくのか、その辺存念をお聞きしたい。  施設の運営については、管理運営計画でいろいろ出ていますけども、私は1点だけ言っておきたい。いわゆる市役所の若い職員いっぱいいらっしゃいますよね。若い職員がチャレンジできるような、そういう職場環境もやっぱりつくる必要があるというふうに思います。いわゆる指定管理者制度というのは、いい面もいっぱいあります。どちらかというと、コスト削減のほうが先に来ているのではないかというふうに思いますけども、そういう視点ではなくて、利用者目線、そしてそこで働く職員の目線に立ってですね、やりがいのある仕事の場としてもですね、ぜひこれから具体的に計画を具体化すると思いますので、若い職員が頑張れる、そういうところであってもほしいなというふうに思います。よろしくお願いします。  国民健康保険税について、多くは語るつもりありません。6月の定例議会で我が党の今井議員が多くを語っております。多分伊藤市長さんも含めて、認識されていると思いますが、2018年度からいわゆる県単位化が進められてきていますので、どのような点が大きく変わったのか、今後どのようなことが予想されるか、お尋ねします。  2点目は、再度ですね、国保税というのはすごい高いんですよね。これは、実感として私も担当窓口のほうに行って、私自身が協会けんぽから今回国民健康保険に移りましたので、単純に額を比べてみました。私それ言うと全部給料わかっちゃいますけどね、貧しい生活をしていたんですが、8,500円ぐらいの毎月健康保険料です。おおむね多分10%ぐらいの保険料です。それは、折半ですよね、多分5%、5%ぐらいです。事業主と、それから労働者が半分、半分ですね。それが私同じ基準で今度国民健康保険に移りました。確かに収入に対して10%ではなくて、今度は所得に対してという形になりますので、そこは大きく違うんですが、8,500円が1万4,700円ぐらいですかね、6割増しぐらいになるんでしょうかね、私チョンガーですので、単純明快なんですが、言ってみれば所得割があって、そして平等割、いい言葉ですね、平等割ですからね。それから均等割、均等もいいですね。男女機会均等法なんかありますからね、まあいいですわ。でも、実際は平等割というのは世帯に対して平等にかかる、均等割というのは家族が1人ふえると、今で言えば3万2,600円ですかね、五泉市で言うと。ふえていくんですよ、自動的に年額で。ですから、子供がふえると、自動的に保険料がふえる構造です。これは、いわゆる現代版の人頭税じゃないかと、悪税の中でもですね、伊藤市長おわかりだと思いますけれども、税は応能負担をもってすべしということでございますので、応能負担の原則からいってもおかしいんじゃないかという指摘をさせていただきたいというふうに思います。  いろんな市民の声、後でまた触れさせていただきたいと思いますけども、最後にですね、子育て支援、この国民健康保険税の問題についてもですね、子育て支援と絡む部分もあるんですが、五泉市だけで解決できない問題いっぱいありますので、五泉市だけを責める気はありません。国に対してきちっと物を申していかないと、私たち庶民の暮らしは真綿で首を締められるようにですね、苦しくなっていく、そういう実感を持っていらっしゃる方いっぱいいらっしゃると思います。ちょっと話戻しますけれども、国民健康保険に入っている方は、五泉市の場合37%です、世帯数の。4割近いんですよね。その大半、7割、8割は多分高齢者です。後でちょっと質問してみたいと思っていますので、このぐらいにしておきます。  子育て支援については、いろんな県内の自治体、全国の自治体でも既に多くの自治体で取り組まれています。それから、消費税10%化によって、その代償じゃないんですけども、目玉政策として保育の無償化も始まりました。所得360万以下の方についてはですね、完全に今までも無償でしたので、そこは一歩前進したのかなというふうに思いますが、一方でですね、給食費については負担するようになりましたね。それは360万以下の所得の方については、減免されるということですので、ぜひですね、ここは大きく私時間をとるつもりはないわけじゃないんですが、ぜひ来年度予算の中で子育て支援のですね、拡充という問題の中でですね、ぜひ予算化をしていただければいいかなと。  それから、医療費の無料化問題ですね、かなりのお金やっぱり使っていますね。財政問題も私心配なんですが、財政はバランスが大事だというふうに思います。全ての人にいい予算組めれば一番いいんですけども、そうはなかなかいかないのが現実だというふうに思います。そういう意味では、いろんなやりくりをですね、やっぱり市当局はしなきゃならないんだろうというふうに思いますので、そういう努力をしていただければいいかなというふうに思います。ぜひですね、私自身の立ち位置はやはり弱きを助け、強きをくじく、いわゆる本当に生活ぎりぎりの人たちたくさんいらっしゃいます。そうした方たちに目線を当てながら、政治の光を当てながらですね、やっぱり少しでもですね、よくしていきたいというふうに思っておりますので、壇上での質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、波塚議員のご質問に順次お答えさせていただきますが、私といたしましては、公正、公平を旨としましてですね、市民の幸せづくりのために問題解決に当たっていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  初めに、複合施設についてであります。全体の事業費につきましては、当初の計画から比べると労務費が2割以上上昇していることや建築資材の高騰などにより、建築費につきましてはさきに議決いただきましたとおり、28億円を予定しております。また、用地購入費や物件補償料、その他の造成工事費や設計委託料などにつきましては、8億円ほどと試算しており、合計で36億円程度と見込んでおるところでございます。なお、建設に当たりましては、起債と基金、一般財源を活用し、整備しております。  次に、事業計画についてであります。平成28年に策定いたしました整備基本計画を具体化するため、平成30年度に管理運営計画を策定いたしました。今年度は、この管理運営計画にさらなる検討を加えながら、準備を進めているところでございます。  次に、複合施設の成功のポイントについてでありますが、本施設は文化振興、産業振興、子供の遊び場や休憩施設をあわせ持ち、子供から高齢者まで誰もが気軽に集える憩いの場と観光や花シリーズなどのイベントと連携したにぎわいの場の創出を目指しております。より多くの皆様からご利用いただけるよう、事業展開が重要であると考えております。  次に、施設の運営についてであります。事業展開や施設の維持管理等につきましては、指定管理者制度の導入を想定しており、民間の技術や経営ノウハウを活用し、複合施設の能力を最大限に発揮できるように準備を進めてまいります。  次に、通告に従って答弁させていただきます。国民健康保険税につきまして、県の単位化につきましては、国の法律改正により、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営と効率的な事業の推進に中心的な役割を担うことになったものであります。制度のスタートから1年8カ月ほど経過しておりますが、大きな支障もなく、スムーズに移行されたものと感じております。特に国保特別会計の歳出の大部分を占める療養諸費などを県が交付金として全額交付することから、単年度の国保財政が安定したことが大きな変化と思っております。今後につきましては、県内の保険税率等にかかわる協議が進められておりますので、関係機関との情報共有を図りながら、市民の皆様への情報提供などに努めてまいりたいと思っております。  続きまして、国保税についてであります。国保税につきましては、歳出では療養諸費や県に納める国民健康保険事業費納付金と、歳入では県からの交付金やさまざまな繰入金などの状況から、保険税率等を決定しております。今後につきましては、人口減少などにより被保険者が減少し、保険税収入が減少する中、緩やかながら医療費が上昇している状況を踏まえますと、ここ数年は現状を維持しなければならないと思っております。平等割と均等割につきましては、国保加入者全員が受益者となることから、応益負担として納付いただいており、低所得者には減免制度を適用しております。その中で、これらの廃止やさらなる軽減となりますと、財源不足により国保制度そのものが立ち行かなくなるという大きな問題が生じてまいります。子育て世代の支援などとして独自に均等割の軽減措置を実施している自治体があることは承知しておりますが、これらのことは財政的にさまざまな課題を抱える各自治体がそれぞれで議論を進めるものではなく、政府が推し進める社会保障と税の一体改革の中で国全体として議論すべきであると考えております。全国市長会におきましても、子供に係る均等割を軽減する支援制度の創設と必要な財源の確保を国に要望しているところでありますので、この動きを注視してまいりたいと考えております。  続きまして、子育て支援策の拡充についてのご質問であります。令和元年10月1日から幼児教育・保育の無償化が開始され、3歳から5歳までの幼稚園、保育園、認定こども園などを利用する子供の保育料が無償化されたところであります。無償化を開始するに当たり、実費徴収費用、これは日用品費、行事費、給食費、通園バス利用料等は無償化の対象外と整理されております。現在公立、私立を合わせた3歳から5歳の子供は、約950人であり、給食費の無償化には6,000万円を要すると試算しております。国の制度として、年収360万円未満相当世帯及び第3子以降は副食費を免除しておりますが、本市では独自の施策として主食費も免除し、子育て支援に取り組んでいるところであります。  次に、通園バスの利用者負担についてであります。公立幼稚園、保育園の通園バスの利用者数は、入園者のおおむね4分の1であり、受益者負担の観点からご負担をいただいております。なお、給食費及び通園バス利用料に関しましては、無償化開始前に実施いたしました保護者説明会においてご説明申し上げ、ご理解をいただいたものと考えております。  次に、子ども医療費についてであります。一部負担金につきましては、外来が1回につき530円、同じ医療機関において5回目以降は無料としております。入院につきましては、1日につき1,200円としております。昨年度の助成実績といたしましては、通院が7万7,886件、これに対しまして審査支払手数料を含めまして約1億1,600万円、入院につきましては、462件に対し同様に1,460万円を助成しているところであります。一部負担金をなくして完全無料化とした場合、公費負担額は1億6,700万円となり、約3,600万円の増額が見込まれるところであります。他市の状況を見ますと、一部負担金は通院や入院、子供の人数等によりさまざまであり、完全無料化しているところは今のところ県内におきましては湯沢町のみであります。また、無料化によりさらに医療費の増加も懸念されることから、他市町村の動向を注視し、調査研究をしてまいりたいと考えております。引き続き全ての子供が安心して幼児教育、保育を受けることができるように、子育て支援策の充実を図ってまいります。  以上であります。 ◆3番(波塚静亮君) それでは、最初のほうですね、複合施設について金額、ちょっと聞き取れなかった部分がありますので、もう一度きちっといただけますでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 事業費についてお答えいたします。  当初の計画から比べますと、労務費が2割以上上昇していることと、建築資材の高騰につきまして、建築費につきまして当初28億円を予定しておりましたが、現在ですね、造成工事、設計委託料などを含んで36億円程度を見込んでおります。 ◆3番(波塚静亮君) 後で個別のいろいろありますよね、それは資料としていただければというふうに思います。よろしくお願いします。  これ以上ふえることは想定されますでしょうか。都市整備課で結構です。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 現在は36億円を見込んで工事のほうを進めてまいりたいと考えております。 ◆3番(波塚静亮君) 財政的な懸念についていろいろ市民のほうからもいただいておりますので、私もインターネットのほうでホームページで県のやつとですね、将来負担費11月30日の新聞に出ておりましたので、五泉市は平均以下、借金が少ないという状況だと思いますけども、ただ今後ですね、一般廃棄物処理場の建設問題であるとか、それから老朽施設の改築等改修、めじろ押しだと思うんですね。そうした中で、果たして財政的に大丈夫なのかどうか、財政課長のほうにご質問いたします。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 今現在の財政状況につきましては、平成30年度決算で実質公債費比率ですとか、将来負担比率、算出いたしましたが、黄色信号とかというふうに言われております要注意ラインまでは達していないというような状況ですので、健全だと言えるものというふうに考えております。今後の見込みにつきましては、今ほどおっしゃられた焼却場の建設とか、大きな事業も予定されておりますので、将来そういった負担が発生するということを見据えながら、これからの財政運営、行財政改革に取り組むなど行いまして、これからの財政運営のほうを考えていきたいというふうに思っております。 ◆3番(波塚静亮君) ちょっと話がそれるかもしれませんが、受益者負担原則というのがかなり前面に出ているように思いましたので、今後さらにそういうことが懸念されるということをこの議場で喚起しておきたいと思います。  きのうの社会教育施設の有料化問題については、安中議員が質問しておられましたけれども、私最大のポイントは、いわゆる応益負担みたいな考え方が全部に貫かれたら、利用者に全部はね返ってくるということですので、そこはきょう指摘しておきたいというふうに思います。それから、財政的な問題では、さらに検討していただければというふうに思います。  それから、ちょっと気づいたんですが、新潟県のホームページは29年度版が載っていたんですが、五泉市のホームページ見ましたら、財政諸表は平成27年度版しか載っていなかったですね。ホームページの更新問題についてちょっとありましたら教えてください。  それから、先ほどさらっと流されたんですが、管理運営計画って平成31年3月っておっしゃられましたよね。でも、私見ていないんですよ。ホームページにアップされたのはいつですか、担当課長、松川さん。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長(松川稔明君) 11月の末でございます。 ◆3番(波塚静亮君) おかしくありませんか。11月ですよね、9月の議会で多くの契約案件が可決されていますよね。もう既にできていたものがなぜオープンにされないんですか。しかも、20名の議員に対しても配られていないわけじゃないですか、おかしいですよ。指摘させていただきます。伊藤市長、見解お願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 30年度に策定いたしました管理運営計画につきましては、内部的な設計屋さんとの議論の中の管理計画を立ち上げたところでございます。それをもとにしまして、今年度管理経営計画を策定するということでございますので、ご理解お願いします。 ◆3番(波塚静亮君) 苦しいですよね、今の答弁。私苦しいと思います。そうじゃないですか、だって管理運営計画そのものがもう既にあってですよ、実施計画でなくて、それはごらんになったんですか、お願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 内部的に管理運営計画を立ち上げてですね、実施計画、図面をつくって入札に落とさなければならない、その計画を立ててですね、やる、これをまた肉づけをして今現在策定中でございまして、今年度中に完全なる実施計画といいますか、策定計画を立ち上げるということでありますので、よろしくお願いいたします。 ◆3番(波塚静亮君) この辺にしておきますけども、さらにですね、ちょっと調べさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それからですね、市民の中にですね、2カ月間共産党は市民アンケートやりましてですね、こういうふうに指摘されている方がいらっしゃいました。100名弱の方がアンケートに答えておられます。その方の意見が公平、正しいか、正しくないかは別ですよ。こういう意見があるということでお聞きください。市政の情報公開が不足である。昨年今建設中の複合施設について、住民説明があったが、その場でいろいろな意見が出されたが、そのことが市民全体に報告されていない、説明会では構想だけで予算は決まっていないとのことだったが、令和3年秋にはオープンするという、いつ、どのように決まったか不思議です。30億円ですよ。国保税が高すぎる。道の駅となる施設に30億円も使う金があったら、社会保障に回してほしい、そういう率直な声が寄せられております。それから、今の市政は新事業を遂行するに際し、事前にその理由、次に計画の途中経過などを知らせる努力が見られない、全国でも珍しい自治体と思われている。複合施設がその例である。決定権もない課長が説明役として並んだ福祉会館での市民説明会は一体何だったのか、市三役が出席しない上辺だけの会であったというご指摘いただいております。私担当課と話をしたときに、説明会についてどういうふうにやられてきたのか、その辺含めてご説明をお願いします。 ◎都市整備課長(塚野一也君) これまでの説明会あるいは広報等についてでございますが、複合施設につきましては、平成26年に市内の各団体の代表者の方から参加をいただいて、市民検討会議を開催し、一緒にですね、複合施設の検討を行ってまいりました。その後ですね、設計を選定するプロポーザルや基本計画の策定、基本設計、実施設計について完成時にですね、それぞれ広報やホームページでお知らせをしたところと思っております。  またですね、今ほどお話をいただきました説明会も含めて、各団体も含めて6回開催をいたしました。その中で事業の目的や内容について説明を申し上げてきたところでございます。 ◆3番(波塚静亮君) ありがとうございました。  合併してから、私合併時はいなかったんですが、合併して13年になりますかね、いまだ合併後遺症じゃないですけども、私は不思議に思います。40年間いなかったですからね、それぞれふるさとに愛着ありますし、たまたまきょういるかどうかあれしたんですけど、図書館に行ったら新潟県の軌跡平成大合併という、そこで五十嵐基当時の五泉市長が振り返っておられます。今もこの合併協議会における合意事項というか、それがまだ村松の方には頭にあるらしくて、その辺の問題かなりね、表立って出てこないことも多いんですけども、話していると出てくる。もうそろそろこの辺でいい、きちっと説明というか、立ち上がり方していかないと、一体的なね、やっぱり大きな事業を成功させていく、私は別に複合施設だめだと言っているわけじゃないんですよ。もう議案で通っていますし、今さらやめてね、どうこうという話をしているわけではないんですよ。私自身はね、ホールあったらいいというふうに思いますし、本当に成功したらいいというふうに思っていますので、ぜひそういう立場からですね、本当に市民に周知していくというのは大変なことだと思います。約5万人の市民の皆さんいらっしゃいますので、そういう意味でですね、投げないでほしいというか、やっぱり広報したから、広報を毎月出していらっしゃいますよね、それで済むもんではないと思うんですね。それから、もっと膝詰め談判ではないですけども、もっと市の方には住民の中に分け入っていただいて、説明を丁寧にするようにご要望申し上げまして、とりあえず複合施設の問題については閉じます。  あとまたいろいろ提案というか、ぜひですね、さっき同じ新人議員の佐藤さんともちょっとお話ししたんですが、佐藤さんところで演劇鑑賞とか、音楽鑑賞とか、最近行かれましたかと言ったら、いや、ほとんど行っていませんという話でしたが、なかなかやっぱり生活が苦しかったり、佐藤さんが苦しいというわけではないんだよ、そういうわけじゃないんだよ。一般的に言ってね、やっぱり余裕がないとなかなかお芝居見たりね、コンサート行ったりってならないんですよ。サロンコンサート、松川さん褒めるわけじゃないけど、一生懸命やってもぎっていましたけど、そういう姿も知っていますので、私もよく行っていましたのでね、サロンコンサート1,000円で見れます。すばらしい方たちが来ていますよ、一流の。世界的にも通用するような方が来ています。3回セットだと何と2,700円で買えるんですよ。私それ大好きでした。でも、ぎりぎりの生活をしていたら、見れないんですよ。ぜひ新しいホール、いろんなイベントをやるときにですね、5万人市民が1回は劇場の椅子に座って、パイプ椅子ではなくて、そこに座って鑑賞するような場をぜひ検討していただければということをお願いして、とりあえず複合施設、これからも言いますよ。これからもばんばん言っていきますけども、とりあえず終わりにさせていただきます。決して反対だけの立場で言っているわけではないということをご理解ください。よろしくお願いいたします。  あと残り時間3分ですので、木で鼻をくくったとは言いませんが、型どおりのご回答でしたので、それ以上ね、今この場で期待してもしようがないかなと思いますんで、改めて予算の審議の段階で話をさせていただきます。私財政についても民間の事業も経験したことありますので、振る舞うだけが全てではないと思いますので、ばらまくのは簡単なんですけどね、ばらまきではだめだというふうに思ってもいますので、ただ受益者負担原則というのは、もろ刃の剣ですから、どっちにも返ってきますよというふうに思います。社会保障がどんどん削られていく中でですね、1つは聞きます。国民年金満額で幾らですか。担当、市民課長お願いします。すぐ答えられませんか。 ○議長(林茂君) 青木市民課長。          〔「休憩してもらいなさい」と呼ぶ者あり〕 ◎市民課長(青木幸也君) 申しわけありません。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前10時42分 休憩                                                      午前10時43分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開します。 ◎市民課長(青木幸也君) 申しわけありませんでした。  基本年金で満額ですと78万100円になります。年額になります。 ◆3番(波塚静亮君) 時間があと1分切りましたので、終わりにしますけども、すぐにぱっと答えられるレベルであってほしいということを申し添えて終わりにしたいというふうに思います。月額で6万7,000円ぐらいですよね。6万7,004円かなと思いましたけど、6万7,004円で生活していけると思っている方は、多分誰もいないと思います。一時期2,000万円の問題がありましたけども、本当に大変ですよね。先ほど申し上げた国民健康保険税の減免問題、7割の方が2割から4割、7割の減免受けていらっしゃいます。約7割の方が減免措置を受けておられます。その上の段階の人が一番厳しいんですよ。あと50秒ですので、終わりますけども、要はそのはざま、ぎりぎりのところにいる方が要するに一番苦しくなるんですよね。そこのところをですね、どう救うのか、救い上げるのか、ぜひまじめに考えてほしいというふうに思います。そこがポイントだと思いますので、全てね、均等割全部やめてくれとは言いません。平等割も全部やめてくれと言っているわけではないです。できるところから、まずは子育て支援ということを言うのであれば、第3子についてはぜひ無料にしてほしい、これ誰も異議ないと思いますよ。ということで5秒を切りましたので、私の質問これで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(林茂君) それでは、10分間休憩します。          午前10時45分 休憩                                                      午前10時59分 再開          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。  次に、通告11番、今井博君。 ◆8番(今井博君) 8番、日本共産党の今井博です。よろしくお願いをいたします。3点について伺います。  1点目は、公共交通とデマンドタクシーのエリアの撤廃についてです。高齢化とともに免許の返納が進み、交通弱者がふえていきます。足の確保は大きな社会問題になっています。健康も文化も経済も、公共交通の充実なくして成り立ちません。高齢化で健康の維持がますます重要になってきます。それとともに、病院とのつき合いが大切になってきます。まず、病院に行って診察を受けるわけですが、そのためにはスムーズに行ける足の確保が必要です。ふれあいバスは、時計回りで中央病院へ往復で16回、反時計回りの往復で7回停車することになります。この運行体制では、往復で約1時間かかります。そこで伺います。この運行体制でよろしいと考えるか、お聞きいたします。  山沿いや農村部へ走るバスがない、町部と農村部の高齢化に差はない、交通の需要も全く同じと、ゆえに公共交通の必要性は全く同じであります。ですから、山沿いや農村部を走るバスは絶対に必要と考えますが、市長の認識を伺います。  また、停留場を片道2カ所から3カ所くらいに絞った短い時間で往復ができる病院行きのバスをつくっていただきたいが、伺います。  また、デマンドタクシーは目的地まで直接行けないなど、使い勝手が悪い、エリアを撤廃してほしいという要望をたくさん聞きますが、認識を伺います。  なお、時刻表ですが、作成までの経緯を伺います。また、作成まで住民の参加はあるのかを伺います。でき上がった時刻表の配布のやり方なども伺います。  2点目、病院での視覚障害者への対応についてです。新大の病院では、点字ブロックは駐車場から総合案内所まで設置しております。案内受付では、安心してスタッフから対応してもらえます。また、エレベーターやエスカレーターの前では、警告ブロックが設置されています。私もエントランスの案内受付などには必要と考えますが、中央病院では設置されていません。中央病院でも受付までは設置していただき、同時にエレベーターやエスカレーターの前にも警告ブロックを設置していただきたいのですが、伺います。  3点目、市展、文化展についてでございます。これまで市展、文化展では、それぞれ五泉と村松で分かれていました。去年から絵画や書、写真、生け花ほかなど全てが五泉に集約されました。五泉の総合会館でにぎやかに市展、文化展が実施されている間、さくらんど会館ではホールの重たい扉が閉まっていて、閑散としているだけです。さくらんど会館に楽しみにして来た人が落胆して帰った方が何人もいると聞きました。そこで伺います。いつ五泉のみの市展、文化展に決まったのか。また、経緯を伺います。その際、異論がなかったのか、伺います。五泉に集約することに決まった理由も伺います。芸術は人を豊かにし、人を支えもします。そして、人を育みます。その文化展が村松から五泉に離れてしまいました。芸術までも村松から離れていくのかという住民の落胆の声も聞きます。市長は、これをどう思っているのかをお聞きいたします。  以上で壇上での質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、今井議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、五泉中央病院の直通バス、シャトルバスについてでございますが、村松地域から五泉方面、五泉中央病院まではふれあいバス朝6時出発便からですね、1日20便運行しておりますが、バスの保有台数など現在の体制では、直通バスやシャトルバスなどの増便は難しいものと考えております。  山合いを走るバスの運行についてでありますが、ふれあいバスと乗り合いタクシーさくら号を利用することによりまして、市内全域にわたり公共交通の空白地域はないものと認識しておりますので、郊外を回るバス路線につきましては、現在考えておりません。  また、さくら号のエリアの撤廃につきましては、移動距離や運行時間の増加により、現在の運行ルートや車両台数では対応が困難となることや民間事業者の業務圧迫につながることからも、エリアの撤廃は難しいと考えております。  時刻表についてでありますが、日ごろ市に寄せられているダイヤに対する要望や通勤、通学の利用者の利便性を考慮して改正を行っております。また、時刻表の周知につきましては、より多くの皆様に公共交通を利用していただけるよう、市内の公共交通をまとめた時刻表を毎年3月に全戸配布を行い、周知を図っております。引き続き市民の皆様から安心して利用いただけるよう公共交通の利便性の向上に努めてまいります。  続きまして、病院での視覚障害者への対応についてのご質問であります。来年1月にグランドオープンする医療法人社団真仁会五泉中央病院は、新潟県福祉のまちづくり条例の整備基準に適合した建物となっており、点字ブロックにつきましては、救急入り口から正面玄関まで施工済みであります。また、来院される障害者等への対応については、病院スタッフにより案内するなど、院内サポート体制を整備すると聞いております。新病院オープン後も利用者の声を反映していくものと考えております。  なお、市展、文化展につきましてのご質問に関しましては、教育長がお答えいたします。  以上であります。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 今井議員のご質問にお答えいたします。  市展、文化展についてであります。合併以来市展は総合会館、文化展はさくらんど会館の2会場で開催してまいりましたが、分散開催により実行委員の負担が大きいことや出品作品数が年々減少していることが課題となっておりました。平成29年12月に市展・文化展実行委員会において、市展、文化展の開催方法等について協議いただき、1会場で全ての作品をごらんいただけるという観覧者の利便性を第一に考え、市展と文化展を統合した1会場での開催をご決定いただきました。これを受け、平成30年度から総合会館での開催となっております。  以上です。 ◆8番(今井博君) 先ほども我が党の波塚議員が言われましたけれども、アンケートを全戸配布という形で手配りをして、その結果ですね、いろいろとこちらのほうに来ております。  ちょっと読み上げますけれども、コンビニもなく、買い物も不自由で公共交通も通っていない、高齢者には大変住みにくいと。川東地区からも来ていますけれども、川東地区に住んでいます。何の用も足すことができませんと、町なかはいいが、少し奥に入ると車なしでは動けないと、さくら号もあるが使い勝手が悪い、それから買い物も行けなくなると免許の返納をすることを簡単にはできない状態です。もっと弱い人のことを考えてくださいと。それから、免許を返納したら買い物や病院への通院が大変になると、車をやめた市民にとっては特に日々の必需品の購入には徒歩、自動車によるほかはなく、体力的に困難をきわめる。天候不順その中でも冬期間はまさに難行であり、タクシー利用は負担が大きいと、このようにいろいろとアンケートが入っております。  先ほども出ましたけれども、アンケートの中にも入っていますけれども、デマンドタクシーの稼働率、これはデマンドタクシーの台数は7台あると聞いていますけれども、このデマンドタクシーのエリアの撤廃ですね、これは皆さんからいろいろと出ていますけれども、エリアをなくすということは、皆さんの要望ということでは、非常に大きいんですけれども、このエリアの撤廃は考えていないという先ほどのご答弁だったようですけれども、このエリアの撤廃、これはデマンドタクシー、土日の運行はしていないということなんですけれども、一番の問題はこれエリアですよね。エリアからエリアに移る際に、共通エリアに行かなければだめだとか、エリアからふれあいタクシーに接続するというような方法で、エリアのこの撤廃があればですね、デマンドタクシーでそのまま目標地に行けるということになりますけれども、それが皆さんの本当の要望ということになりますけれども、これを皆さんの要望がかなえばですね、非常にこれから交通弱者もふえるわけですけれども、そういう中で目的地まで行って買い物または通院、いろいろなサークル活動にも参加できるというようなことで、これが本当に皆さんの要望ではないかなと思ってはおります。そこのところもう一回ちょっと改めて市長のお考えをお聞きします。 ◎市長(伊藤勝美君) 市民の皆さん、交通弱者、障害をお持ちの方も含めましてですね、多く周辺部もあるわけです、市街部ばかりではありませんので。ただ、運行の基本として30分をするということでございます。今その30分をですね、ご自宅にお迎えに行ってですね、目的地といいますか、そのエリアの市街のバスのふれあいバスのところにおりて、またそれを利用して広範囲に広げていただくということでございます。どなたも自分の玄関先から直接、村松の川内から、川内という言葉出して失礼なんですけど、村松の川内からこの五泉市役所に直接デマンドタクシーで来たいと、それは当然だと思っております。それは本当に難しく、車が何台あっても足りない、民間の事業者もおられます。それを村松駅、また支所におりていただいて乗り継いでいただいてここまで五泉の本庁、中央病院のほうに足を向けるという利用をしていただいてですね、最低限の、最低限という言葉はあれですけれども、最大限の努力をさせていただきながらですね、そういった弱者に対して対応していきたいと思っておりますので、今現在の運行をご理解を賜り、啓発活動に努めていきたいと思っておりますので、大いに利用していただきたいと考えております。 ◆8番(今井博君) 乗り継ぎが大変だということなんですけども、それが大変だから利用されないと、利用しづらいと、使い勝手が悪いから利用したくてもできないというような状況なわけなんで、そこいら辺はですね、解消されない限り、これはこれからいつまでたっても解決されないといいますか、住民もですね、何の改善もしないというところでは、諦め切っているというようなのが今の現状じゃないかなと思ってはおります。そこら辺ですね、ぜひともこのエリアの撤廃については、活性化協議会があるわけですから、そういったところで住民の参加をしていただいて、大いにもんでいただければなと思ってはおります。正直なですね、ところそういった要求を出せる場というか、住民の本当に悩みといいますか、要求といいますか、それを出せる場がね、正直言って非常に少ないということだと思います。だから、いつまでたってもですね、決まったけれども、我々の住民の考えが入っていないと、要求が入っていないと。いつも一方通行だというようなことが言われるわけなんで、そこいら辺ぜひその活性化協議会で住民の皆さん、これは公募でもいいじゃないですか、または公募と同時にですね、一番いいのは公募で参加を願うというのが一番いいんでしょうけれども、あとはアンケート、これも必要だと思いますのでね、アンケートがあればですね、別に直接動かなくても要求を出せるわけですから、そういうところをですね、工夫していただいて、早急にですね、エリアの撤廃を考えていただきたいなと、そう思っております。それは要望しておきます。  ふれあいバスはですね、時計回り、中央病院や市役所、高校前等停車をするわけですけれども、往復2回時計回りでは停車をするんですよね。それがですね、反時計回りになりますと、往復1回の停車となりまして、時計回りは往復16回、反時計回りは7回停車することになります。その反時計回りの7回停車のところで2カ所ではないんですよね。時計回りのときは2カ所、出だしとあと最終というふうな、約ですけれどもね、というところで停車するわけなんですけれども、反時計回りは7回停車することになるけれども、それぞれ往復で2回じゃなくて1回しか停車しないということなんですけれども、これについては反時計回りと時計回りの回数も違いますけれども、なぜですね、反時計回りは7回停車することになるけれども、往復じゃなくて2回じゃなくて1回なのかという、ちょっとそこいら辺をお聞きします。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) ふれあいバスの反時計回りと時計回りの病院への発着回数でございます。  これにつきましては、時計回りは五泉高校から出るわけですけれども、中央病院を初め通ってでございますので、その後にぐるっと回って中央病院に戻ってくるというのが、まあ何といいますかね、村松方面を回って病院に来るというのがどちらかというと、2回目の発着が時計回りでは主になると思います。それに反しまして、反時計回りのほうはですね、五泉高校を出まして、それこそ反時計回りに水島町回りでぐるっと本町通りを通ってですね、村松方面に来るわけですけれども、最後戻ってきて市役所に来て、それから中央病院のほうに発着するわけでございます。その辺の差でございますので、時計回りの一番初めの発着についてはですね、時刻表上11便があるんですけど、実際こちらに五泉高校から中央病院に乗られる方は少ないのではないかなというふうに考えております。 ◆8番(今井博君) 時計回りと反時計回り、その回数もさることながらですね、反時計回りのほうも時計回りと同じように2回ですね、中央病院を基準にちょっとしますと、中央病院を2回とまっていただきたいということでちょっとお願いしたいなと思います。それを要望しておきます。  先ほど時刻表ですね、配布するところではこれ全世帯に広報を通じてでしょうかね、配布しているということなんですけども、私の認識がちょっと間違っていたかもしれませんですけれども、それは全世帯の皆さんが見ているということになりますね、そうしますとね。もう一回ちょっとそれ全世帯でしたっけ、ちょっと確認。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 3月にですね、広報配布時に全世帯に広報と一緒に配布をいたします。 ◆8番(今井博君) わかりました。私全世帯にですね、その広報を通じて配布されていないのかなと思ったら、配布されているということですので、そこは質問をちょっとはしょりますんで。  それとですね、11月の1日から11月の4日まで市展と文化展があるわけなんですけれども、そこで村松公民館と総合会館を結ぶシャトルバスというのが運行されているということなんですけども、これについて公民館から総合会館、それから総合会館から村松公民館へというようなことで運行されているということで、これは例えば午前中を見ますと、10時発で10時15分に着、午後は1時発で1時15分着、それから3時発で3時15分着と、これは公民館発、総合会館着ということなんですけども、その反対に総合会館から終わって村松公民館に帰るときも3便が出ているということなんですけども、こういうふうにですね、要するにシャトルバスのようなですね、このふれあいバスもさっき言った時計回り、反時計回りのほかにですね、出していただきたいなと、直通バスを出していただければなというふうなことはいかがなものでしょうか、ちょっとお聞きします。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 先ほど市長の答弁にもありましたとおりですね、現行の保有台数と現在の公共交通の体制ではですね、シャトルバスを増便するということは困難かと考えております。 ○副議長(剣持雄吾君) 今井議員、議席番号を言ってください。 ◆8番(今井博君) ちょっと今ここでしゃべっていまして申しわけありません。もう一回簡単に一言で。済みません、申しわけありません。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 市長の答弁にありましたとおり、現行の体制ではシャトルバスの増便は難しいものと考えております。 ◆8番(今井博君) 村松に南部郷があって、それが五泉病院というふうな形になって移ったわけなんですけれども、村松の住民にとってはですね、本当にこれは大きな問題というか、社会問題というか、人生そのものを下手したら変えるようなね、出来事なんですよね。人生そのものといいますか、健康そのものですから、やっぱり人生そのものを変えるようなことになるわけなんですけども、それを考えますとですね、住民の要求というのは本当に直接ですね、何とか早い時間にシャトルバスですと行けるわけですよね。それでなくてもですね、遠くなるわけですから、そういう意味では皆さんみんなこれは要求といいますか、村松の住民の方はそう思っておりますので、ぜひともですね、これが生活にやっぱり潤いを与える、生活を非常にエンジョイできる、自分の健康にも役立つと、それが経済にも結果活性化するんじゃないかなと、そう思っておりますんで、ぜひともですね、考えていただきたいなと、そう思っております。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩します。          午前11時27分 休憩                                                      午前11時27分 再開 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。 ◆8番(今井博君) そういうことで要望いたします。  それからですね、シャトルバスの件はあれですけれども、先ほどもちょっと言いましたけれども、農村部とかですね、山沿いを運行するバスというのが走っていないんですよね。今走っていますか。1本ぐらい走っているかどうか、ちょっとお聞きします。 ◎市長(伊藤勝美君) 農村部がどこを指すのかあれですけども、新潟交通が今五泉市のほうに入っているのが新津のほうからと阿賀野市からバスが入っていますけれども、ただ今議論の中でシャトルバス、先ほどの文化展、市展のときには、市のバスで限られたそういう催し物の利便性を図るということで、その期間走ったわけでありますけれども、村松地区の方もやはりデマンドタクシーとバスを有効に利用していただいて中央病院に足を運んでいただきたいというのが市の方針でございます。今まで南部郷総合病院、村松地区にあったわけであります。その南部郷総合病院にありましても、五泉地区の方たち、橋田地区、巣本地区、川東地区、みんなこうあるわけであります、市街地バスの行かないところが。その方たちも五泉の方たちも今まではデマンドタクシーを使って五泉市内に入って、バスを使って南部郷総合病院にお足を運んで健康保持のために病院を利用されたということでございますので、村松の方たちも同じようにやはりタクシーとバスを有効に利用していただいてですね、自分の目的地を時間を配分してですね、利用していただければありがたいと、このように考えておりますので、エリアの撤廃もなかなか難しい問題でございますし、シャトルバスの運行も難しいと答弁させていただきました。 ◆8番(今井博君) 何度も難しい、難しいということで、一向にこれ進まない間にですね、これ1年、2年、3年とずっとたっていくんじゃないかなと、そう思います。これ本当にですね、住民の要求ですから、これ農村部の方、山沿いといっていいのか、農村部といっていいのか、そういうところに住んでおられる方も本当に同じ生活をしているわけですけれども、住む地域によって差別されるような状況になるような結果的にはですね、そんなふうな状況になっているわけなので、やはり何とか住みよい五泉、住んでよかったと言えるような五泉とか、いろんなキャッチフレーズがありますけれども、そういったことを言っているわけですから、それをやっぱり実現させると、実行させるというようなことが行政の仕事ではないかなと思います。ぜひともですね、住民の参加をした会議、討論会、何でも結構ですけれども、そういう場をですね、つくっていただくと。住民の声を反映させるような、そういう集まりをたくさん持っていただくということを要望しておきます。  それから、ちょっと段取りが悪くて申しわけありません。市展、文化展の件なんですけども、30年からは、村松に文化展があったわけなんですけれども、残念ながら五泉のほうに行ってしまったというような状況で、本当に村松から芸術が遠のいてしまったというような意見を言われる方がいます。私もちょっとそういうふうな方からお聞きするんですけれども、これを決めた会議といいますか、何といいましたっけ、市展、文化展、済みません、ちょっと一言。 ○副議長(剣持雄吾君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長(松川稔明君) 市展、文化展につきましては、市展・文化展実行委員会ということで、それぞれの団体、文化協会を含める団体の皆様からそれぞれ参加をしていただく中で運営を担っていただいているところであります。 ◆8番(今井博君) そこで、村松の方も参加されているその委員会だとは思いますけれども、異論というのはなかったんですか、ちょっとお聞きします。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長(松川稔明君) 異論については、特には聞いておりませんが、ただ議員もおっしゃっていますように、村松で今まで開催していた部分がなくなるということは、危惧していたところでございますが、おおむね私どもの市展のアンケートから判断しますと、ネガティブな意見でなく、会場が1つになってよかったというふうなご意見をいただいているところであります。 ◆8番(今井博君) 2年後にはですね、複合施設ができる予定と聞いておりますけれども、複合施設のですね、利用ということにもなるかもしれませんけれども、今村松から五泉に移動して、今度五泉からですね、その複合施設に移動する可能性もあるようなことを聞き取りでちょっとお聞きしましたけれども、どうなんでしょうか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長(松川稔明君) 今後実行委員会の中でいろいろと議論をしていく過程で、そういうことは考えられますが、今現在では引き続き総合会館のほうでということで話はまとまっておるところでございます。 ◆8番(今井博君) 先のことですから、はっきりとしたことはちょっと言えないと思いますけれども、いつも考えている間にもう決まってしまうというようなことが多いんで、前もってちょっと要望しておきますけれども、先ほども言いましたけれども、今まであった市展、文化展、絵があり、書があり、水石なんていうふうなコケのところに松なんかちょっと置いてミニ盆栽みたいなものとか、いろんな写真とか、各流派が凝らした生け花とかですね、あったわけですよね。そこに行けば文化をたしなめると、好きな絵を見れると、いろんな写真も見れてほっとして帰れると。外に行けば農業祭が開かれているというような、そういうふうな秋といいますかね、芸術をめでる秋があったわけなんですけれども、残念ながら行ってみると扉が閉まって、本当に閑散としているというような状況で、これでですね、今まで村松には独特の文化があったり、歴史があったりしているわけですよね。それが足元からですね、崩れてくるような、そういう印象があるわけなんですよ。本当に村松の住民は憂えています。そういう意味で、何もかもあれが遠のき、これが遠のきというような状況でいいのかなと、そう私は考えます。もう一回ちょっと時間がないんで、市長からそこいら辺をどういうふうに思っていただいているか、ちょっと伺います。 ◎市長(伊藤勝美君) やっぱり全体を見回してですね、この市展・文化展実行委員の皆様が分散開催で、やっぱり一緒になって展示したいという気持ちは制作者の皆さんからすればですね、思うと思いますよ。向こうにもやり、こっちにもやりじゃなくてですね、やはり一つの市としての芸術の秋を市民の皆さんから堪能してもらうということに関しましては、1会場でやりたいという実行委員の皆さんがお考えになったのは、それをやはり分散開催なんだということで私が指導することもございませんが、いずれにいたしましても、新五泉市としてのありよう、これから村松地区と五泉地区という、川東地区とか、十全地区とかと、そういうことじゃなくてですね、新しい五泉市としての姿はどうあるべきか、公共交通もそうでありますけれども、そういった全般的なことをやはり課題としてですね、市民の皆さんと一緒になって考えながら、よりよい市政運営、またいろいろな活動に力をかしていきたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜ります。 ◆8番(今井博君) 先ほどのデマンドタクシーのエリアの撤廃、それからふれあいバスの住民の要求である直通バス、それからこの市展、文化展でのですね、再度検討していただきたいなというような要望を最後に申し上げまして、これで再質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(剣持雄吾君) 次に、通告12番、鈴木良民君。 ◆15番(鈴木良民君) 時間が大分ありませんが、慎重審議のために一般質問させていただきます。  これより令和元年最後の一般質問をさせていただきます。通告しております公共交通と公共施設については、多くの議員が質問しております。質問の内容が重複する点や市当局からの答弁されている点もありますが、よろしくお願いいたします。  まず最初に、公共交通について伺います。南部郷総合病院が北日本脳神経外科病院に統合され、新しく五泉中央病院として開院されます。これまで以上に公共交通の利便性向上が必要となります。これは、市長も市当局も十分に理解していると思っております。しかし、村松地区から南部郷総合病院がなくなる不安、デマンドタクシーさくら号からふれあいバスに乗りかえる不安は、市長が思っている以上に深刻だと思います。この不安に対する利用者や市民の声に何も応えていないと私は思います。もし十分な説明や対応があれば答弁していただきたいと思います。今までも多くの議員がデマンドタクシーさくら号のエリア撤廃を求めてきましたが、現在の公共交通のシステムや現状を考えると、難しいと私も思っております。それについては、後で議論させていただきます。乗りかえに対する不安をなくすために、何をしたらよいのか、その不安を一つでもなくすために私はふれあいバスと乗り合いタクシーさくら号の乗り継ぎ場所としてバスターミナルの整備を図るべきだと思います。村松支所や蒲鉄の駅ではなく、新たに施設管理者がいる待合所の整備を図り、利用客が安心して乗り継ぎができるようにするべきだと思います。冷暖房や施設管理、十分な駐車スペースのあるバスターミナルを整備して、市民の不安を解消するべきだと思います。市長の考えを伺います。  次に、乗り合いタクシーさくら号の予約をしても、早い段階で満員ですと言われます。乗りたい時間に乗れないという声をよく聞きます。車の定員による満席と30分という片道の時間制限による満員だと思います。そこで、さくら号の乗車率について先にお聞きし、再質問で議論させていただきます。  次に、公共施設について伺います。個人利用者に対する利用料金については、回数券や1カ月または2カ月、3カ月の定期券、フリーパスポートを発行するべきだと思います。きのうも質問がありました。夏季限定で利用できる利用券も施設利用率を高める上では大変必要だと思っております。市長のお考えを伺います。  次に、公共施設の整備計画について伺います。旧山王中学校の体育館は、非常に暗く、利用者にとっても非常に使いにくい施設であります。公共施設のLED化を進めなければならないと思っております。また、施設改修も必要な体育館も多くあると思っております。LED化の整備計画はあるのか、伺います。  以上で簡単ではありますが、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 鈴木議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、公共交通についてであります。ふれあいバスと乗り合いタクシーさくら号の乗り継ぎ場所につきまして、村松地域の住民がこのたび開院いたします五泉中央病院へ通院する際にはですね、村松駅や村松支所を利用することによりまして、天候が悪い場合や冬期間でも屋内で安心して待ち合うことができますので、ふれあいバスとさくら号の乗り継ぎができるものと考えております。また、さくら号の時間別乗車率につきましては、午前9時郊外発市街地行きの便で約30%、次いで午前10時発の郊外発でありますが、市街地行きの便で約28%となっております。予約のお断り状況といたしましては、満席のため予約をお断りするよりも、片道30分かけて行き来するという運行ルールを超えてしまうために予約をお断りせざるを得ないことが多くなっております。このことに関しましては、現在令和2年4月から計画期間とする地域公共交通網形成計画の策定を進めているところでありますが、さくら号の利用者ができるだけ希望どおりに予約がとれるよう、運行体制の見直しについて検討してまいります。今後も市民の皆様から安心してご利用いただけるよう公共交通の維持確保と利便性の向上に努めてまいります。  続きまして、公共施設についてのご質問であります。初めに、個人利用者に対する回数券やパスポート、定期券の導入についてであります。本年6月から公共施設の使用料の見直し等が行われ、この間利用者からさまざまなご意見がありました。それらを踏まえ、総合会館や村松体育館のジョギングコースやトレーニング室、市民プールや村松プールなどの個人利用につきまして、回数券等の導入を検討しているところであります。  次に、施設のLED化の整備計画についてであります。体育施設につきましては、これまで平成29年度に総合会館大ホールの改修工事の際にLED化を、平成30年度に村松武道館の剣道場のLED化を実施したところであります。文化施設につきましては、平成30年度にさくらんど会館の改修工事を行った際、イベントホール及びロビーのLED化を実施いたしました。LED化の整備計画についてでありますが、施設所管課では施設全体を維持管理するための工程表を作成し、計画的に修繕等を行っております。今後も市民が利用しやすい施設の維持管理に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。  以上であります。 ◆15番(鈴木良民君) 1点目の公共交通の利便性をはかるためにバスターミナルという質問をさせていただきました。多くの議員がデマンドタクシーを乗りかえないで行く、その不安を解消するためには、やはり今の支所、これは8時半でなければあかないはずです。それから村松駅、蒲鉄さんが管理されている待合所、これについても階段等がある、また寒いところで待ち合いをしなきゃいけない、やはり市民の何が一番多く利用されるか、これは高齢者であり、また病院へ通う患者さんだと私は思っております。その中で、乗り継ぎに対する不安、ここへ来たら必ず五泉中央病院に行けますよ、そういう安心感があれば利用もスムーズに進むだろうと思っております。それともう一点、新しい場所という言い方させていただきました。これは、そこで駐車場スペースまたは自転車スペース、そういったものがあること、または帰りは時間が合わないので迎えに来る、そういった人たちのための駐車スペースも必要だと思っております。やはり不安ということは、年配者にとって一番不安なのは、どれに乗ったらいいんだろうかねという不安なんです。それに対するためにやはり管理者が必要だろう、冷暖房を完備したほうがいいだろう、至れり尽くせりのものをつくれとは言いません。それに対するやはり思いやりが必要だと私は思っております。そういった意味で、今すぐできること、もう始まるんです。本来であれば中央病院が開院される前に解決していなきゃいけない問題だと思っております。なぜ今になってできないのか、当初真仁会さんのほうで循環バスという話もありました。でも、ここへ来て循環バスは出ない、私は民間の企業であれば、自分のお客様は、患者さんです。それを安心、安全で送迎する、これは一つのサービスだと思っている。企業努力だと思っている。そういった意味で、本来であれば循環バスは市が出すのではなく、中央病院が出すべきだと私は思っております。  そういう中で、市としてできることをやらなきゃいけない、不安をなくさなきゃいけないという意味で私は乗り継ぎ場所を、安心して乗りかえできる場所を設置するべきだと思っております。これは、1年や2年でできることではないかもしれません。でも、今後免許証を返納しなきゃいけない、そのドライバーの人たちが一番不安に思っています。それは、公共交通を利用したことのない人たちが不安なんです。そういったものを解消するために、一日でも早くそういったバスターミナルを設置すべきだと思います。その辺についてもう一度市長の考えをお聞きします。 ◎市長(伊藤勝美君) 今現在あすから開院でしょうか、診療が・・・・          〔「外来」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) あすから外来が始まります。おっしゃるとおり今すぐということは不可能でございますけども、バスターミナルという病院行きバスターミナルという、最高にすばらしいと思っておりますが、今現在先ほど答弁させていただきましたが、村松駅と村松支所、きのうは山田議員からさくらアリーナの件も出ました。さくらアリーナの利用がどのようになるのか、検討させていただいてですね、十分検討していきたいと考えております。 ◆15番(鈴木良民君) ぜひ検討だけではなく、先へ進めるような計画を立てていただきたいと思います。  それと、さっき私は今のシステムではデマンドタクシーが五泉へのそのエリアをなくすということはできない、難しいだろうという説を立てました。これは先ほど利用率の問題がありました。満席と言いながら車の満席ではなくて、時間的による満席だと、これがエリアを撤廃した場合にですね、1人でもう乗れなくなる状況が出てくると思います。それで本当にデマンドタクシーとしての役割が果たせるのか、それを考えたときに、むやみに撤廃するべきではないと思います。ただ、デマンドタクシーの今のエリア、そのものをもう一度見直すべきだと思います。それは先ほど市長から利用率についてお聞きしました。その前に課のほうから現在の利用率について資料をいただいております。その中で3人乗り、それでも10%未満、ほとんど年間通したら乗らない時間帯が多いんではないでしょうか。そういったところは、逆に民間のタクシーにお願いして300円はお客さんから、利用者さんからいただき、不足分については市が補償したほうがかえって安く上がるんでないですか。  それから、多くの不安が出ているサービスの面、乗りおりに対する不満があります。でも、この公共交通の時刻表の中には、1人で乗れることという条件があります。または、介添え人がおればという条件があります。じゃ、なぜ福祉タクシーとか、その券を使えるようになっているんでしょう。逆に民間のタクシー会社にそういった足の不自由な人、目の不自由な人に市が逆に補助金を出して乗せてもらったほうが経済的には安く上がるんではないでしょうか。そういった議論がされているのかいないのか、ただデマンドタクシーを出しているからいいということではなくて、先ほども今井議員が言われました。知らない人、それから乗り方をなかなか不安で乗れない人いるんだと思います。そういった面でやはりまだまだ周知が足りない部分もあろうと思います。我々議員が広報する中にも、やはり知らない人が非常に多いということ、私もこの利用率を見て、車が7台あるというのを初めてわかりました。それだけ私も認識不足だったと思います。その中で、なぜ利用率がですね、4%とか、6%とか、10%未満のが非常に多いんです。そういったものの見直し、ただ出せばいいということではなくて、民間に任せられるところは民間にしていただき、その分厚くデマンドタクシーをより多くの人が利用していただけるようなシステムも必要だと思います。その辺について、市長でも誰でもいいですから、答弁お願いします。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) デマンドタクシーと民間事業者との役割を見直して、利用回数を便利にするというような質問の要旨かと思います。現行実績については、議員言われるとおり、4%というふうな低い数字なものもございます。エリアにつきましては、当初公共交通が発足してから事業者と話し合った中で、持った車の中でどういうふうな運行ができるかというふうな議論をしてきたところでございます。例えば民間にその部分を委ねるというふうな部分にしても、今1回片道300円というふうな部分がありますので、その民間を使う部分との差ですね、その分をどういうふうにするのかというふうな課題もございますので、その辺は十分に検討させていただきたいと思います。 ◆15番(鈴木良民君) 十分検討していただくということでありますが、それすらも試算していないということが非常に問題だと思います。1%台もあります。  それから、私以前からなぜ11時半の市街へ向けたデマンドタクシーがないんだと、運転手の休憩時間ですということを聞いております。確かにそうだと思います。でも、どの時間帯に休憩をとっていただくのが一番いいのか、やはりなぜこういう資料がありながらそれをうまく利用しないのか、そこが問題だと思います、利用率は出ているのに。  それからもう一つは、乗れない人、これは予約をして病院なら病院予約時間を、そのためのバス予約、デマンドタクシーの予約です。それに乗れなければ病院の予約時間には間に合わない、朝早く1番に乗っていったらいいんですか。じゃ、村松支所、蒲鉄さん暖房つけてあるんですか。村松支所中へ入って待てるんですか。やはり予約時間にデマンドタクシーの予約がとれなければ、前の時間しかないはず、その後ではおくれるわけですから。そういったところで私は先ほどバスターミナルで管理人がおって、冷暖房完備できれば安心して時間待ちができるじゃないですかということでありますので、ぜひバスターミナル、それから先ほどデマンドタクシーの乗れない人たちをどうやって救済していくのか、それも考えていただきたいと思います。乗れないんだったら、かえって定期バスのほうがいいですよという人もおられます。いや、そうじゃないでしょう。戸口から戸口まで来ていただけるんですよ、雪がある日、足の悪い人でも言えば来ていただけるんですから、今のシステムを変えることはできません。変えないほうがいいですよという私も話をします。そのためにはやはり乗りたいときに乗れる、これが最低限の条件です。そういった意味で市長の温かい思いやりを信じております。そういう意味で、ぜひデマンドタクシーの利用率を満車にしていただきたい。利用率の時間の満席ではなくて、そのために何をしたらいいかということをいま一度考えていただきたいと思います。川内から大蒲原まで来るのか、大蒲原から十全へ行くのか、村松地区には共通エリアがありません。共通エリアをつくって乗りかえてでも行ったほうがかえって多くの人が利用できるんであれば、それでもいいのかなと思っております。その辺も含めてやはり市民のいろんな声を聞いて思いやりのある市政をやっていただきたい、このように思います。  それから、もう時間がありませんので、公共施設について、きのうも回数券とか、定期券という話もありました。これは、個人利用について、やはり定期券を持っていれば、定期券というか、フリーパスであれば、やはり毎日でも行こうかとなります。そういった意味で、利用客の施設利用もふえるんではないかと思っておりますので、ぜひ検討ではなくて、実施していくんだという気持ちでやっていただきたいと思いますが、市長いかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 鈴木議員が最後のご質問でありまして、この議会におきまして、数名の方からご指摘をいただいております。十分検討させていただきます。 ◆15番(鈴木良民君) 最後になります。  体育館のLED化だけではなくて、施設改修しなきゃならない箇所が多くあるかと思います。その中で、山王中学校の先ほど例を出しました。山王中学はまだ通学していたころ、卒業式なり、入学式が非常に暗かったということは市長も教育長もご存じだと思います。今の桜中学へ行ったとき、こんな明るいのかというぐらい、やはりボールを扱う競技があったり、いろんな競技をやはりその体育館を利用するわけですから、やはり目ということ、物を見るというその明るさが必要だと思います。非常に暗い。そういったところはやはりいち早く直していくべきだと思います。そのためにもやはり財政的な負担もかかると思いますが、ある程度の計画があって、それに基づいて進めていっていただきたい、このように思います。それでなければ今一番問題になっている公共施設の中で、施設利用料を取っています。何に使うのかという話になってきます。やはり私はそういう施設も含めて利用者さんからいただいたお金をそういったところに使わせてもらうんじゃないですか、使うんじゃないですかという話をします。学校開放については、あくまでも現行の施設を利用していただく、明確な答弁をしていかないからいつまでも同じ問題が出てくるんだと思います。ただし、小学生が使う、中学生が使う、学生が使うんですから、照明、そういったところをやはりいち早く改修していただきたい、また計画を立てていただきたいと思います。これは、課でスポーツ推進課や生涯学習課で答弁できることではないと思いますので、市長から答弁していただいて終わりたいと思います。 ◎市長(伊藤勝美君) LED化の明るさというのは、本当に実感いたします。順次整備してまいりますが、各所管課いろいろ施設ありますが、十分財政等検討させていただいてですね、先ほどのトイレの問題もそうですが、施設整備十分考えながら検討させていただきたいと思います。 ○副議長(剣持雄吾君) 以上で一般質問を終了いたします。  午後1時30分まで休憩いたします。          午後 零時05分 休憩                                                      午後 1時28分 再開          〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 ○議長(林茂君) それでは、再開します。
    △日程第2 議第121号~議第132号 ○議長(林茂君) 日程第2、議第121号から議第132号まで、以上12件を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第121号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更について、ご説明申し上げます。  このたびの変更は、令和2年3月31日限りで新発田地域老人福祉保健事務組合が解散し、新潟県市町村総合事務組合を脱退するため、規約を変更するものであります。  附則につきましては、施行期日を定めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第122号 五泉市組織条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。  このたびの改正は、五泉市下水道事業の地方公営企業法の適用及び認定こども園の設置等に伴うこども課の分掌事務を整備するため、必要な改正を行うものであります。  内容につきましては、第1条において、市長の権限に属する事務から上下水道局に係る規定を削除するものであります。  別表につきましては、こども課の分掌事務に幼稚園及び認定こども園に係る規定を追加し、上下水道局の分掌事務を削除するものであります。  附則につきましては、条例の施行期日を定めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第123号 五泉市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。  このたびの改正は、下水道事業の地方公営企業法の適用及び簡易水道事業の水道事業への経営統合に伴い、条例で規定する特別会計から削除するものであります。  附則につきましては、条例の施行期日及び経過措置を規定するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第124号 五泉市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。  このたびの改正は、令和2年4月1日から下水道事業を公営企業会計に移行させるために必要な条例を改正するものであります。  改正の内容について申し上げます。  条例の題名を「五泉市公営企業の設置等に関する条例」に改めるものであります。  第1条は、下水道事業を設置し、法の全部適用を規定するものであります。  第2条は、経営の基本に関する事項を定めるものであります。  第3条から第7条につきましては、移行に伴う文言の整理であります。  附則につきましては、施行期日を定め関係条例を一括して整備するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第125号 五泉市簡易水道事業の五泉市水道事業への統合に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、ご説明申し上げます。  このたびの条例の制定は、簡易水道事業を水道事業へ統合することに伴い、改正等が必要な関係条例について一括して整備を行うものであります。  第1条は、「五泉市給水条例」について、給水区域を改め、文言を整理するものであります。  第2条は、「五泉市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例」について、簡易水道事業に係る文言を削除するものであります。  第3条は、「五泉市簡易水道条例」を廃止するものであります。  附則につきましては、条例の施行期日を定めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第126号 指定管理者の指定について、ご説明申し上げます。  五泉市障害者地域生活支援センターにつきまして、指定管理者を公募した結果、申請者は「株式会社まごころネット」1団体でありました。  株式会社まごころネットは、平成27年4月から指定管理者として、本施設の管理運営を行ってきております。  提案された事業計画から、施設の目的を十分に踏まえた管理運営が見込まれ、地域に安心と利用者の立場に立った障害者福祉サービスの提供が今後も引き続き期待できることなどから、指定管理者として適当であると判断いたしました。  指定期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第127号 指定管理者の指定について、ご説明申し上げます。  五泉市村松さんらんど温泉及び農村環境改善センターにつきまして、指定管理者を公募した結果、申請者は「さくらんど温泉運営グループ」1団体でありました。  さくらんど温泉運営グループは、グリーン産業株式会社を代表者とする団体で、平成22年4月から指定管理者として、本施設の管理運営を行ってきております。  提案された事業計画から、施設の機能を十分生かした管理運営が見込まれ、これまでの魅力を引き続き効率的にサービス提供できるものと期待できることなどから、指定管理者として適当であると判断いたしました。  指定期間は、令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第128号 令和元年度五泉市一般会計補正予算(第6号)について、ご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ2億2,045万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を253億2,801万6,000円とするものであります。  補正の主な内容は、歳入では、障害者に係る福祉サービス費に充てる国及び県の負担金、保健衛生費寄附金、国民健康保険特別会計繰入金などであります。  歳出では、障害者に係る福祉サービス費、健康づくり事業に係る備品購入費、国民健康保険特別会計への繰出金、阿賀野川堤外地の土砂撤去に係る補助金、小学校の教職員用指導図書等の購入費などであります。  それでは、歳入について申し上げます。  14款国庫支出金858万4,000円の追加のうち、1項国庫負担金2,464万2,000円の追加は、障害者自立支援給付費負担金1,685万円と障害児支援給付費負担金837万円が主なものであります。  2項国庫補助金1,605万8,000円の減額は、幼児教育・保育無償化事業に係る補助金を県補助金へ科目訂正することに伴う減額が主なものであります。  15款県支出金3,129万4,000円の追加のうち、1項県負担金1,261万円の追加は、障害者自立支援給付費負担金842万5,000円と障害児支援給付費負担金418万5,000円の追加であります。  2項県補助金1,868万4,000円の追加は、国庫補助金からの科目訂正に伴う追加が主なものであります。  17款寄附金530万6,000円の追加は、村松公園桜再生プロジェクト応援寄附金23万6,000円、地方創生寄附金7万円、保健衛生費寄附金500万円の追加であります。  18款繰入金1億7,258万1,000円の追加は、国民健康保険特別会計繰入金であります。  20款諸収入119万2,000円の追加は、主に後納郵便料40万円、光ファイバケーブル移設補償料37万円、学校災害賠償保険金28万5,000円の追加と早出川土地改良区総代選挙費40万2,000円の減額を差し引きしたものであります。  21款市債150万円の追加は、橋梁整備事業費充当債であります。  次に、歳出について申し上げます。  1款議会費32万8,000円の追加は、時間外勤務手当30万円の追加と人件費の調整であります。  2款総務費516万3,000円の追加のうち、1項総務管理費252万円の追加は、文書等一般管理業務の消耗品費68万8,000円、道路反射鏡等交通安全施設設置委託料100万円の追加と人件費の調整が主なものであります。  2項徴税費236万8,000円の追加は、市税過誤納還付金及び加算金220万円の追加と人件費の調整であります。  3項戸籍住民基本台帳費85万7,000円の追加は、時間外勤務手当38万4,000円の追加と人件費の調整が主なものであります。  4項選挙費40万2,000円の減額は、早出川土地改良区総代選挙が無投票となったことによる不用額の減額であります。  5項統計調査費、6項監査委員費は、人件費の調整であります。  3款民生費1億1,158万3,000円の追加のうち、1項社会福祉費8,679万8,000円の追加は、主に国保財政安定化支援事業繰出金5,148万9,000円、精神障害者医療費助成金528万5,000円、障害福祉サービス費3,370万円の追加と介護保険特別会計繰出金553万9,000円の減額を差し引きしたものであります。  2項児童福祉費2,466万2,000円の追加は、障害児通所支援事業のサービス給付費1,674万円、保育園運営事業の臨時職員賃金316万4,000円の追加と人件費の調整が主なものであります。  3項生活保護費は、人件費の調整であります。  4款衛生費578万5,000円の追加のうち、1項保健衛生費559万円の追加は、健康づくり推進事業の健診周知用ステッカー作成委託料132万円、備品購入費422万6,000円の追加が主なものであります。  2項清掃費は、人件費の調整であります。  6款農林水産業費241万1,000円の追加のうち、1項農業費230万5,000円の追加は、堤外地土砂撤去等補助金160万円の追加と人件費の調整であります。  2項治山林業費は、人件費の調整であります。  7款商工費108万4,000円の追加は、ごせん起業者応援事業補助金93万5,000円の追加と人件費の調整であります。  8款土木費529万3,000円の追加のうち、1項土木管理費は人件費の調整であります。  2項道路橋梁費64万4,000円の追加は、橋梁設計委託料575万9,000円の追加と橋梁長寿命化点検委託料163万5,000円、橋梁改修工事348万円の減額を差し引きしたものであります。  3項河川費は、光熱水費2,000円の追加であります。  4項都市計画費459万1,000円の追加は、下水道事業特別会計繰出金256万7,000円、公園樹木等管理委託料200万円の追加と人件費の調整であります。  5項住宅費は、人件費の調整であります。  9款消防費181万5,000円の追加は、救急救助活動業務の消耗品費54万8,000円の追加と人件費の調整であります。  10款教育費1,610万円の追加のうち、1項教育総務費11万7,000円の追加は、人件費の調整であります。  2項小学校費1,389万4,000円の追加は、小学校管理費の修繕料150万円、小学校教育振興費の消耗品費1,239万6,000円の追加が主なものであります。  3項中学校費89万1,000円の追加は、学校施設維持改良工事59万1,000円が主なものであります。  4項幼稚園費52万7,000円の減額は、主に公立認定こども園開設準備事業費の園歌の筆耕謝礼10万円、園歌掲示額作成設置委託料20万円の追加と例規整備業務委託料99万円の減額を差し引きしたものであります。  5項社会教育費19万4,000円の追加は、図書貸し出し事業の修繕料13万9,000円、時間外勤務手当9万円の追加と人件費の調整であります。  6項保健体育費153万1,000円の追加は、体育施設管理運営事業の修繕料88万円、学校災害補償金28万5,000円の追加と人件費の調整が主なものであります。  12款予備費7,089万5,000円の追加は、歳入歳出を差し引きし、追加するものであります。  次に、第2表、債務負担行為であります。  五泉市障害者地域生活支援センターの管理運営に係る指定管理委託料、五泉市村松さくらんど温泉及び農村環境改善センターの管理運営に係る指定管理委託料の期間及び限度額を設定するものであります。  次に、第3表、地方債の補正であります。  道路橋梁整備事業の限度額を変更するものであります。  以上、補正予算の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第129号 令和元年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ5,879万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を59億33万5,000円とするものであります。  補正予算の内容を歳入から申し上げます。  4款国庫支出金589万6,000円の追加は、1項国庫補助金で社会保障・税番号制度システム整備費補助金であります。  5款県支出金140万9,000円の追加は、1項県補助金で保険給付費等交付金であります。  7款繰入金5,148万9,000円の追加は、国保財政安定化支援事業繰入金であります。  次に、歳出について申し上げます。  1款総務費719万2,000円の追加のうち、1項総務管理費611万2,000円の追加は、オンライン資格確認等電算処理委託料が主なものであります。  2項徴税費108万円の追加は、賦課業務電算委託料であります。  4款保健事業費11万3,000円の追加は、国保保健指導事業の需用費が主なものであります。  5款基金積立金2億6,000万円の追加は、財政調整基金積立金であります。  7款諸支出金1億5,650万2,000円の追加のうち、1項償還金及び還付加算金1,607万9,000円の減額は、金額の確定による国、県への負担金の精算であります。  2項繰出金1億7,258万1,000円の追加は、精算に伴う一般会計への繰出金であります。  8款予備費3億6,501万3,000円の減額は、歳入歳出を差し引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第130号 令和元年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ318万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を65億6,990万3,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。  4款国庫支出金717万7,000円の追加は、2項国庫補助金で保険者機能強化推進交付金521万1,000円が主なものであります。  5款支払基金交付金99万8,000円の追加は、1項支払基金交付金で現年度分介護給付費交付金であります。  6款県支出金46万3,000円の追加は、1項県負担金の現年度分介護給付費県負担金であります。  8款繰入金553万9,000円の減額は、1項一般会計繰入金で現年度分地域支援事業繰入金(介護予防事業)の521万1,000円が主なものであります。  10款諸収入8万9,000円の追加は、3項雑入であります。  次に、歳出について申し上げます。  1款総務費25万5,000円の追加は、1項総務管理費の時間外勤務手当20万円と職員共済組合負担金5万5,000円であります。  2款保険給付費369万7,000円の追加は、地域密着型介護予防サービス給付費337万3,000円と高額医療合算介護サービス等費32万4,000円であります。  4款基金積立金97万9,000円の減額は、介護給付費準備基金積立金であります。  6款諸支出金48万8,000円の追加は、1項償還金及び還付加算金であります。  7款予備費27万3,000円の減額は、歳入歳出を差し引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第131号 令和元年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額からそれぞれ18万9,000円を減額し、歳入歳出予算総額を28億6,246万4,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。  4款繰入金256万7,000円の追加は、一般会計繰入金であります。  6款諸収入275万6,000円の減額は、消費税還付金であります。  次に、歳出について申し上げます。  1款総務費9万4,000円の追加は、受益者負担金納付の印刷製本費が主なものであります。  2款下水道事業費28万3,000円の減額は、人件費の調整であります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第132号 令和元年度五泉市水道事業会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、第3条に定めた収益的収入及び支出予算の支出予定額に63万4,000円を追加するものであります。  補正の内容を申し上げます。  1款水道事業費用63万4,000円の追加は、人件費の調整が主なものであります。  また、人件費の調整に伴い、予算第8条に定めた職員給与費1億3,488万3,000円を1億3,545万7,000円に改めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、これより議案に対する質疑に入ります。  ご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、質問をさせていただきます。  まず、とりあえず今回水道事業関係を公営企業にするというような形で議案というものが出されているところであります。公営企業にする段については、いろいろな議論というものがあるかと思うんでありますけども、まずなぜ公営企業にするべきだというふうに考えて条例案、制定しようと、改正しようという話になったのか、そのあたりをお聞きしたいのですけど、いかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 齋藤上下水道局長。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) このたびの下水道事業の地方公営企業法の適用につきましては、こちら総務省のほうで特別会計で行っております下水道事業と簡易水道事業等につきましては、平成27年度から31年度までの5カ年間で集中取り組み期間として移行を要請されてきたものであります。五泉市におきましても、平成29年度からの3カ年ということで、資産の調査やシステムの導入などについて準備を進めている状況であります。  以上です。 ◆9番(安中聡君) これは、必ずやらなきゃいけないというものなのか、それとも各市町村、各自治体によって考えて公営企業にするか、それとも今までどおりやるかというふうな形の判断するかというの、どちらでしょうか。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) このたびのは、国の総務省からの要請ということで、必ずやるものと考えております。 ◆9番(安中聡君) 要するに必ずやるものというのは、やらなければ法律違反となって何か罰則があるというようなものなのか、それともあくまで要請があったというだけのものなのかというところをはっきりさせたいんですが、そこはどうでしょうか。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) このたびの関係につきましては、特別罰則等については記載はされておりません。 ◆9番(安中聡君) 罰則がないということは、あくまでそういうふうにやりなさいというような要請だというふうに考えています。要するにもし使用者、実際に上下水道関係というのは利用者のために必要なものだというふうに考えていますので、市民等々の生活、これを保護するためにあるものというふうに考えていますんで、やはり水関係というのを例えばお支払いいただけないからもう、はっきり言えばライフラインですからね、とめてしまえば生活がままならない、まあ、はっきり言えば死ねということかというふうな形にもなると思いますけども、そういったやはりライフラインとしては、たとえ利用料、そういったもので当然こういったものというのは公営企業にすれば利益重視、受益者負担によってお金をいただくと。それで、上下水道古くなったものを整備したりとか、新しく布設したりというような話になっていくと思いますけども、要するに苦しい生活、どうしてもお金が払えないよという人に対して、特段何か変わるものがあるのかどうなのか、要するに特別会計が公営企業にかわるわけだから・・・・ ○議長(林茂君) 安中さん、何の話しているんだよ、あんた。全然別な話じゃないか、統合の話じゃないか。 ◆9番(安中聡君) というのは一切関係ないのかというのはいかがですか。 ○議長(林茂君) 言うこと聞かれなかったら、次かけないぞ、今度は。全く別の話じゃないか、あんた、それ。答弁する必要ないから、そういうの、話別だ。統合するのはどういう理由かというところの話じゃないか。料金払えなかったら生活がどうの、何の関係がある、それと。問題かえなさい、いいから。議案じゃないがね、それ。 ◆9番(安中聡君) そのあたりはちょっと頭にあるんで、そのあたり判断させていただきますけども、実際今回条例として改正したいんだというふうな話の中に、ちょっと気になる部分というのを見つけたんでありますけれども、設置の関係ですね、上下水道局、次のとおり上下水道局を置くというふうな部分というのを次のとおりの部分を消して、単に上下水道局に置くというふうに定める。ほかの部分というのは削るというふうになって、要するに公営企業としての上下水道の本拠地というのは議会の議決をもらわなくてもどこに移動してもいいですよというふうな形になっていくというふうに判断するんでありますけども、このあたりどのように考えているのかというのはいかがでしょうか。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 今ほどの話なんですけれど、要は事務所の所在地についてという話だと思います。こちらにつきましては、設置に関する条例におきまして、特別、事務所を置くという項目がなくても特段問題ないということでしたので、このたび規則のほうにさせていただきたいということで削除しております。 ◆9番(安中聡君) 恐らく規約のほうに定めるというふうな話だと思うんですけども、ただはっきり言えばどこに場所を置くかというのは、規約というふうな形に、条例じゃなくて規約というふうになれば、はっきり言えば今村松支所のほうにあるんでありますけれども、いや、どっか別の場所に移動しようかということが規約を変更することによって自由に移動できるということになって、議会の承認も必要ないというふうな話になっていくかなと。すぐに移動するとかという話は多分考えていないでしょうけども、将来的に条件が合えば恐らく村松支所から移動なんていうことになる可能性も私としてはちょっと考えたりするわけですけれども、そのあたりは一切ないんだということになるのか、いや、それとも将来のことはわからないというふうな話になっていくのか、このあたりどうでしょうか。 ○議長(林茂君) 答弁の必要ないわね、そういう話。          〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 2時02分 休憩                                                      午後 2時03分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆9番(安中聡君) 今回の条例の改正というふうな形によって、実際に条例の中からどこに事務所を置くかというのを削除して、別の形で定めるというふうな形になっていますけれども、将来的に村松からすれば、当初上下水道局を移動するに際して、あいている村松の支所のほうにどうしても移動してほしいんだという村松のはっきり言えば議会の話があってそこに決まったというふうな過程がある。ただ、今回こういうふうな形で条例に定めない形で事務所を置く場所を決めるんだというふうになれば、議会の議決を必ずしも要しないで事務所の場所を移動することができるというふうな話になって、はっきり言えば市民の不便な場所に行くことも理論上は可能であるというふうになる。それをちょっと危惧するわけでありますけれども、そういったことがあるのかないのか、将来的なことで、いやそういった場合にはしっかりとお話しします、ちゃんと議会の了解もらいますというふうな話になるのか、そのあたりを聞きたいんですけど。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 水道事業の設置に関する条例でありまして、公営企業に移行するということで、財政基盤をしっかりとですね、特別会計、これは企業会計でありますので、利用者から利用料、使用料をいただいて運営する会計でありますので、しっかり基盤を整えるという形で総務省の指示をもちましてですね、改正するところは改正していくということであります。事務所の移転等につきましては、また別の問題でありまして、そのときはまた改めて何年後、今考えておりませんので、その辺しっかりご理解していただきたいと思います。 ◆9番(安中聡君) 堂々めぐりになるかもしれないんでやめますけれども、そういった懸念があると。たとえ総務省のほうで条例として定めなくてもいいんだというふうなことであったとしても、実際に上下水道が村松支所に移動した経緯、はっきり言えば村松の発展のこれからを考えれば、やはりそういった組織というのは町なかにあったほうがいいよねというふうなことで、事務所が今の場所に来たんでありますから、そのあたり将来にわたって村松のところにあるというような形の条例にしてもらいたいというふうなことを要望しておきます。  次に移ります。一般会計の補正の関係で、14ページですかね、公園維持管理事業ということで、公園樹木等管理委託料200万円というふうに上がってきております。この詳しい内容というのはどうなっているのか、ちょっとお答えいただきたいんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) ご質問の公園樹木等管理委託料200万でございますが、粟島公園の樹木の伐採をお願いするものであります。理由につきましては、今年度サギが営巣したということで、環境改善のために樹木の伐採をお願いするものでございます。 ◆9番(安中聡君) 粟島公園のサギが巣をつくるから何とかしてくれという話というのは、私が議員を一回やめるというような前にもたしかお金が出ていたというところであります。そのときにも森林伐採、木を切ったりとか、枝を整理したりとか、そういった形でサギを粟島公園から移動してもらいたいというような形でお金を出していたというふうに記憶しています。そのときにもたしか私言ったと思うんですけれども、いや、そういった場当たり的なものでなくて、もっと抜本的な解決方法をしないと、またお金というのが出ていくよというふうな話をしていたと思うんでありますけども、今回もそういった場当たり的な処理の仕方というふうなことなんでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) サギ対策につきましては、平成26年からサギが営巣を始めたものと思っております。これまでですね、サギが営巣した樹木について、伐採あるいは剪定を行ってまいりました。今年度につきましても、サギが営巣した部分ということで、対応を考えております。今後もですね、サギの営巣の状況等をまた調査しながら対応していきたいと考えております。 ◆9番(安中聡君) 実際にこれって幾らぐらい合計で出ているんですか。今回の上げてきた分も全部含めて、このサギ対策、はっきり言えば粟島公園のサギに関して一体どのぐらいお金を使ってきたのか、使うのかというのはいかがでしょうかね、合計として。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 今回補正をお願いする部分とあわせて、これまでで約1,000万ほどと思っております。 ◆9番(安中聡君) 1,000万円というかなりでかい金額というふうになっています。合計ではありますけれども、でもそれであれば、鳥類関係の専門家等々を交えて、実際に五泉の粟島公園あたりに巣をつくらないような対策、もっと抜本的な対策、研究というのができたんじゃないかなというふうに考えるんでありますけれども、そういったことというのはこれまでも、これからも特にやらなくて、また例えば来年またサギが巣をつくりに来たら、また森林切ります、木を切りますという話になっていくのか、こういったことというのはどうですかね、将来的にやっぱりお金というのはまたサギというのはこれで実際に移動するかどうかというのがわからない。実際に今までお金を支出をしてきて、サギというのがもう来ないかなと思ったら、また来ていますというふうな状況なわけですから、そういった専門家を交えての抜本的な解決策を探るということもやっていくべきだと思うんですけども、そのあたりの考えあるのかないのか、これはいかがでしょうかね。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 議員のおっしゃるとおりですね、サギがこの後どういうふうに生態を変えるかというのは、なかなか想像しづらいところでございます。今後もですね、対応とするのは一番営巣する部分、これまで何年かたっておりますが、一度営巣したところにまた戻ってくるというふうなところは確認しております。伐採あるいは剪定するのが確実、効果的だと思っております。 ◆9番(安中聡君) 実際に効果的だったかといえばそうじゃないというのが実際の話としてあるわけじゃないですか、実際にこうして今回もサギ、粟島公園にやってきてまた巣をつくりますという話ですから、だから粟島公園にサギが来ないで、また別のところに巣をつくってほしいというふうな形で、しっかりとした対策というのをやるべきだというふうにしっかりと専門家の意見交えながらやっていくと。そうでなければまた来年来ましたと、再来年また来ましたと、また巣をつくっていくんで木伐採しますというふうな話になって、さらに支出があると。抜本的な解決を見ないままに支出される。そのお金というのは、結局のところ市民の税金から出ているわけですから、そのあたりしっかりと考えて専門家を交えて抜本的な解決策を探るということをやっていただきたいということを要望しておきます。  12ページ、ごせん起業者応援事業ということで質問させていただきます。今回93万5,000円の追加予算お願いしたいというふうな形で出ております。新しい企業が五泉市内に誕生するというのは、喜ばしいことというふうに考えます。五泉の活性化のためにも、つながっていくかなというふうなのは思うんでありますけれども、ただ起業するだけじゃなくて、やはりできれば従業員等々を雇っていただく、就職先が新しく生まれるというような環境を望むわけでありますけれども、今回の補正等々合わせて、どれだけの雇用の創出が見込めるのかなというのを試算とかというのはあるんでしょうかね、これはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) このたび補正、起業者応援事業補助金でお願いいたしました93万5,000円の関係につきましては、五泉の三本木地内に猫カフェを新築されるということで、補助金の要綱からいきますと、新築でございますので、100万円限度ということで、全体の予算で不足が生じましたので、93万5,000円お願いしたわけでありますが、議員がおっしゃられるように、雇用を生むのが一番望ましいわけでありますけども、昨今の補助金の申請の内容といいますか、実績を見ますと、最初はやっぱり個人でやられる方が多うございます。なかなか最初から手を広げてというのもあろうかと思いますので、あるいは空き家の部分ですね、空き店舗を利用してということも結構使っていただいておりますので、将来的には今おっしゃられるように何とか事業を拡大していただいて、雇用を生んでほしいという思いはございますけれども、最近の情勢につきましては、まず個人で始められるという方が多うございます。 ◆9番(安中聡君) ぜひともその方たちの商売がうまくいって、軌道に乗って、新しい雇用が生まれるように、またそういった新しい雇用のために市のほうもある程度はやっぱり実際に五泉市は新潟市とか、そういった大都市に比べればなかなか商売として成立するのが難しいというような面もあるかと思いますけれども、そういったある程度の補助をしていって、実際に雇用が生まれて、五泉がよく活性化していくというふうな施策というのをしっかりと考えていただきたいなということを要望いたします。よろしくお願いします。  それで、次はですね、ページ10から11、健康づくり推進事業というところで、健診周知用ステッカー作成委託料で132万、また備品購入関係で422万6,000円というふうな形で出ております。これ支出するに至った原因というか、どうしてこういったものを買おうかなというふうな形になったか、そのあたりご説明いただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 今ほどの質問でございますが、この秋に五泉市内にありますミズホ株式会社様が100周年記念ということで、五泉市のほうへ500万円をご寄附いただいたものでございます。目的としましては、健康福祉の活動の活用に使ってほしいということでおっしゃってくださいましたので、このたび内容を検討しまして、計上させていただいたものでございます。 ◆9番(安中聡君) 健診周知用ステッカー関係、健康増進の健診を受けてもらいたいということで、周知活動の一環として買いたいというのはわかります。もう一つ、備品購入というふうな形で出ております。これっていうのは、どういったものを買うんだというふうな話になっているのか、これはどうでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 同じく目的は健康増進、健康管理というものの目的で購入する予定で上げさせていただいております。内容は、自動血圧計、本庁市役所のロビーのところに自動に手を入れてはかれる血圧計がございますが、それを11台、それから体脂肪計、これも同じくロビーのところにございますが、これも7台、それから健康の健診やらいろいろな活動のところで、私どもの保健師がお茶の間サロンへ行ったりとか、そういったところで講演などをするときに必要と考えられるプロジェクター、スクリーン一式を2組、それから音楽などを使うこともございますので、ポータブルCDプレーヤーを2台ということで予定させていただいております。 ◆9番(安中聡君) プロジェクター、スクリーンとか、またポータルブルCDなんていうのは、目的がもうはっきりしているというところであります。自動血圧計また体脂肪計ですかね、これ結構な台数買って、今まで置いてあるのと同じように、また恐らく利用してもらうんだというふうなお考えで購入するんでありましょうけども、こういったものというのは、当然買うだけでは何の意味もなくて、やはり利用してもらってこそ初めて真価を得る、そうでなければ単なる税金の無駄遣いというふうになるかと思います。寄附金ですけどもね、やはりいただいたものは有効的に使うというのが今寄附していただいた方に最大限の恩返しというふうな形も考えますんで、そのあたり実際どのぐらい利用しているのか、血圧計にしろ、体脂肪計にしろ、実際にこれだけの人が使っていて、例えば利用が少ないからもっと周知しようかとかというふうな形というのはやっていくべきだというふうに考えるんでありますけども、利用率というのはどういうふうに考えているのか、一切放置してあるというふうな状況なのか、例えば1回使うごとに石か何かをボックスに入れてもらって、1日何人が利用したかなというふうなものが簡単にはかれるような形になって、じゃ1日これだけの利用があるねというふうにわかるようになっているのか、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 議員のおっしゃるとおりで、置いたばかりで利用がないと、それは設置の意味がありませんので、今実際は利用回数、利用頻度というのは特にカウントはしておりません。ただ、今後これだけのものを購入させていただくに当たりまして、PRはしっかりとやって、市民の皆様の健康管理に大いに使っていただけるように努力してまいりたいと思います。 ◆9番(安中聡君) 実際にどれだけの人が利用するのかという先ほど私言いましたけども、1回使用ごとにボックスの中に石でも入れてもらう、1日どのぐらいの人が利用したのかというふうな形でもいいから、実際の置いてあるものが本当にただ置いてあるだけなのか、ちゃんと市民の方に健康増進のために使われているのかということをしっかりとはかっていって、足りないようであればもっと周知するんだというふうな形で考えていっていただきたいなということ、これは要望ですけれども、どうかお願いしたいというところでございます。  次です。7ページ、下のほうに障害者医療費助成等事業ということで、精神障害者医療費助成金ということで、今回528万5,000円追加したいんだというふうなお話でございます。昨今精神障害の関係、はっきり言えば精神医療というのは、注目されているというか、考えていかなきゃいけないなというふうなことを考えられています。心身の健康だけじゃなくて、やっぱりふだんの生活、また働くに際してどうしても周りになじめないとか、職場に行くのも嫌なんだというふうな形というのは、やっぱり心の病気、こういったものというのはやはり精神科等々にかかって、早目に治していくというのが重要というふうに考えるわけでありますけれども、最近の五泉市の精神関係の推移ですかね、どういうふうに変化してきているのか、そのあたりいかがでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 手帳の関係でよろしいでしょうか。精神障害者福祉保健手帳というもので、精神障害の方がお持ちになっている手帳のことでございます。推移といたしましては、平成29年度が所持者ということで394人、平成30年度は422人、どれも4月1日で押さえた数字になっております。今年度が459ということで、年々増加しております。 ◆9番(安中聡君) 年々増加傾向にあるというふうなことであります。今まで単なる鬱だと、その人の問題だというふうに思われ、はっきり言えばストレスとか、抱え込み過ぎだとかいうふうな話で済まさせていたものが私も最近診療関係の本というのをよく読んでおりますけれども、そういった精神関係の負担というのは、実際に医者にかかったりすることで、一生治らないというものじゃなくて、そういったところに行って解消することによって、また新しくリフレッシュしてもらってすばらしい働きができるんだと、これからも五泉市のためにも頑張っていけるんだというふうな形になるかと思いますけれども、この精神関係の補助というか、周知活動ですね、どのようにやられているのか、まだ自分のせいなんだと、自分がただ弱いだけなんだというふうな形で塞ぎ込んでしまっている方というのもまだまだ多くいるかなというふうに考えています。そういった精神の病気というのは、それは病気なんだからしっかりと治してもらうことが必要なんだよという、こういったところをもし問題があるなら言ってくださいよというふうな形の周知活動というのは、どのように行われていますかね、これはいかがでしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 周知といいますと、制度の関係であれば市の広報に掲載をさせていただいておりますし、当課の健康づくりのほうでは、保健師が所属しておりますけれども、そちらでこころの相談ということで、年に数回実施させていただいております。 ◆9番(安中聡君) ぜひとも多くの方にそういったものというのは気軽に相談できるものなんだよと、一生治らないようなものでもないし、人に後ろ指指されるようなものでもないということをぜひとも周知していただいて、市民の健康のために一生懸命頑張っていただきたいと思いますんで、どうぞよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(林茂君) 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) それでは、一般会計の事項別明細書の10、11のたった今ほどありました健康づくり推進事業についてちょっと今お話を聞いていて、上のほうのですね、私は健診周知用ステッカーのほうについてちょっとお聞きしたいんですけれども、これはどこで配布されるものでしょうか。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) この健診の周知用のステッカーということでございますが、これは配布ということではありませんで、五泉市でPRをしていこう、市民の皆様に知っていただこうという目的で庁用車に、大体庁用車150台ぐらいありますが、そちらの左右あるいは前後2枚ずつということで、合計300枚を予定しております。 ◆6番(桑原一憲君) わかりました。300枚のでっかいやつをつけるということでしょうか。じゃですね、内容というか、日にちを周知するものなのか、それとも健診自体に行ってくださいというようなものなのか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 日にちということではありませんで、健診に行っていただきたいという言葉を添えたマグネットで、50センチ掛ける50センチぐらいの大きさを予定しております。 ◆6番(桑原一憲君) それは、これが通ったらいつごろから張り始める予定でしょうか。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 議決いただいた後ということでございますので、今年度中にできるだけ早い機会に財政課と調整しながら進めていきたいと思っております。 ◆6番(桑原一憲君) 今回議会で公共交通のこととか、いろいろある中で、南部郷病院がなくなりました。南部郷病院がなくなったというこのタイミングで、こういったご寄附いただいて、こういったものができるということで、健康意識を高めるということ、特に村松地域、医療がなくなって大変だというような、こういう状態でもう危機意識を持ってもらうためにも、ぜひ特定健診を受けてくださいというのをちょうどいいタイミングだと思いますので、ぜひこれ積極的にですね、素早くつくっていただいて、このタイミングでやっていくというのがいいんじゃないかなというふうに感じましたので、ちょっとお聞きいたしました。  それから、16ページ、4月1日から公立認定こども園が開設されるということですけれども、募集というのはもう終わりましたでしょうか。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 11月10日から募集をしております。今のところまだやっております。 ◆6番(桑原一憲君) まだ終わっていない。いつが締め切りでしょうか。 ◎こども課長(林浩之君) まずは、第一保育園と村松幼稚園が合併して認定こども園になるわけですので、在園されている方のご希望を確認いたしまして、その後新規の入園の方の申し込みを受け付けて、その定員の調整といいますか、そういうものを進めるということになっております。 ◆6番(桑原一憲君) わかりました。ちょっと私勘違いをしておりましたけども、第一保育園のお子さんたち、大体愛宕小学校学区で、やっぱり村松小学校学区へ来ることに対する不安だったり、あと市立と分かれることの不安というのがあるということを耳にしていますので、ぜひ配慮していただければと思います。  それから、この債務負担行為のところにもありましたけれども、さくらんど温泉の指定管理についてお聞きしたいと思いますが、委託料2,964万8,000円のこれがまず算出根拠をお願いします。 ○議長(林茂君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 算出根拠、考え方でございますが、基本的には先回の4年前と申しますか、5年前と申しますか、平成27年度での部分を基準にいたしまして、これまでの31年度まだ途中でございますので、令和元年度途中でございますので、平成30年までの4年間の収支の推移を見まして、それらの部分から最終的にこれまでの平成27年度の単年で2,528万でありますけれども、そこに436万8,000円をプラスした額でお願いしたいというのが基本的な考え方でございます。 ◆6番(桑原一憲君) そうしたらですね、あとこの委託料以外のところで、去年たしかクーラー直したりとかありましたよね。でも、ここの委託料とか、修繕料というのが別にありますけど、これの違いというか、どの程度のものが余計にかかる部分というのがどういったものがあるんですか。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 基本的には修繕料の関係になろうかと思いますが、これまでといいますか、今後あれなんですけど、基本的にかかる経費の金額で事業主と市で分けてございまして、基本的には30万以下であれば事業主負担で、それ以上にかかるものについては、市が直すというような協定でやってございます。 ◆6番(桑原一憲君) あと指定管理の期間が前回よりも短くなったと思うんですけれども、これについての説明をお願いします。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 経過につきましては、先般5年ということでやってきまして、このたびについても募集した経過、2回、3回とございますけれども、一番最終的にいろいろ検討して3年の募集にした経過につきましては、一番大きな理由といたしましては、やはり1つは人件費の関係でございますね。国の働き方改革等の関係もございまして、なかなかこの先行きが不透明だという部分も当然事業主から見ればですね、あるだろうという検討結果につきまして、5年というのは最終的に長いスパンじゃないかということで、このたびは3年でお願いしたいということでございます。 ◆6番(桑原一憲君) 私もさくらんど温泉非常にたくさん行きますし、重要な施設だと思っておりますけれども、できたばっかりのときは非常に混んでいて、余りなかったんだと思いますけれども、今年々大分入館者も少なくなって、食堂も大分お客さん少なくなっているということで、なかなか多分もうからないんだろうなというふうに思うわけですけど、その中で指定管理料が今回420万ぐらい上がっていて、そのほかにもこれから修繕していったり、いろいろと経費かかると思うんですけど、これはどのようにというか、将来的にこれどのぐらいまで指定管理でお願いしていこうとか、今後の見通しについてもしお答えできれば。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 今ほど議員おっしゃられたように、400万ちょっとの何がしの分については、やはり人件費が一番大きい、直接的なものじゃないんですけれども、例えば新潟県の最低賃金を見ましても、4年前と比較すると10%以上上がっておるわけです、単純比較いたしますと。そうすると、人件費がやっぱり大きくなるんで、今のような話になるわけですけども、将来的なものについては、この施設が平成6年の施設だったと思いますので、25年ぐらい経過するわけでございますので、当然施設の修繕料もかかってきます。議決いただければですね、この次の3年間の中で抜本的な将来的な方針を検討していきたいという思いでございます。 ◆6番(桑原一憲君) わかりました。  それから、同じようなというか、指定管理で村松でふるさと会館が非常に最近混んでいる、昼行列ができていたりすることもあるんですけど、そういった成功したほかの、成功したという言い方もあれですけれども、どうしたらこの地域でもうちょっとお客さんをふやしていけるのかなというところの何かアイデアというか、恐らく食堂がはやればもっと売り上げが上がるんではないかと思いますけど、その辺どうでしょうか。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) ふるさと会館につきましては、おっしゃられるとおり、ちょうどシェフと申しますか、料理長がいい方が入っていただいたということで、一つの理由はそこにあるんですけれども、当然材料もそれなりのものをやっぱり使わないと、皆さん本当のおいしさというのが出ないんで、そのコストの分はございますけれども、混雑しているというのは、今おっしゃられるとおりでございます。温泉のほうもですね、今の指定管理者の方々もやはり一番の検討といいますか、もうけるという部分は、今おっしゃられる食堂だというのは認識ございますので、十分その辺について認識はさくらんど温泉グループの方もお持ちですから、私どもも今後その部分でどうやったらはやるのかというのは、一緒になって検討していきたいというふうに思っております。 ◆6番(桑原一憲君) さくらんど温泉は非常に重要な施設だと思いますし、五泉市も活気を取り戻すのに必要な施設だと思います。今一緒になってというお話ありましたけど、市のイベントと一緒になってという言葉がすごく何個か出てきますけれども、そういったところで、これやってこれぐらい成果出て、恐らくもっとこれからふえていきますよというような見通しというのはありますでしょうか。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 今の参考資料の部分につきましては、事業の方が手を挙げたときにこうやっていきたいという部分で出されていますので、実質的な連携についてはこれからでございますけれども、私もいろいろ昨年度からですけれども、お話しする機会があるんですけれども、やはりことしたまたま中止でございますけども、マラソン大会とか、やはり大きなイベントがあると、全然入り込み客が違うというのが大きくございますので、所管違いますけれども、ライド事業とか、さまざまな関連イベントがございますので、そういうところとより連携できるような部分で私どもも入っていければというふうに考えております。 ◆6番(桑原一憲君) ぜひまた昔のように活気を取り戻してもらうためにもぜひ皆さんも入っていただきたいと思います。  では、私は以上です。 ○議長(林茂君) 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) まずですね、これ基本的な質問を聞かせていただきたいと思っております。  企画のほうで統計の補正予算がありますけども、今年度まず1,000万単位のですね、事業費でありますけども、今年度行われた、また行われる予定の統計、どういった統計をやられていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 今年度の統計調査でございます。  まず、経済センサスの調査事業、それから全国家計構造調査、それから工業統計、それから農林業センサス、そのほか国勢調査の調査区の設定業務がございます。  以上です。 ◆19番(阿部周夫君) その中で、来年国勢調査始まるわけです。今回補正あるわけですけれども、今までの既決の予算で十分対応できるのか、その辺これは来年の予算になるかと思うんですけど、これ要望ですけども、来年の国調でですね、今後の五泉市の交付税が決まってきますので、ぜひですね、慎重にですね、統計調査を行っていただきたいと思っております。  それで、戸籍基本台帳業務、6ページ、これ質問いたします。個人番号交付事業ということで、マイナンバーカード、これ国のほうが推進しているわけでありますけども、当然持っている方、持っていない方もいらっしゃいます。市民課長当然持っているだろうと、これは個人のあれですので、お聞きはしませんけれども、今全体的にマイナンバーカードの保有者、五泉市において何名ぐらいの方が保有しているのか。何名発行したかという記録があるかと思うんですけど、まずその辺からお聞かせください。 ○議長(林茂君) 青木市民課長。 ◎市民課長(青木幸也君) 10月末現在でありますけれども、4,001名の方に交付をさせていただいております。 ◆19番(阿部周夫君) こういった中で、交付事業ということで、時間外手当、消耗品費、通信運搬費とありますけども、実際どのような形で市民にマイナンバーカードの取得ですか、それを推進、促す啓蒙活動していますでしょうか。 ◎市民課長(青木幸也君) 広報等で周知のほうをさせていただいております。 ◆19番(阿部周夫君) 広報ですね、私も見ていますけども、マイナンバーカードを記載しているページというのは、なかなかちょっと今記憶にないんですけれども、ぜひですね、これ今度経産省のほうもマイナンバーカードによるポイント還元、これがどれぐらいの経済の活性化になるか、この当五泉市においてわかりかねますけれども、あったほうが便利だという認識は私は持っていますので、そういった部分でよりですね、マイナンバーカードを取得していただくよう市民課で今後引き続きやっていただきたいと思っております。  その次ですね、これまた市民課ですけども、国民健康保険特別会計繰越金とですね、国保、これ一般会計ですし、あと国保の特会でもありますけども、これ基本的な質問です。先般これ青木課長に質問したことを今ここで再度お聞きします。これ市民課で聞いた話です。資料をお持ちだと思いますけども、今ですね、五泉中央病院ができた、その直近の数字で構いませんけども、五泉市民4万9,800人の方が国保の保険証を持っている方が37%ということを先ほどお聞きしましたけども、今どういった市内の病院に幾ら国保のお金が支出されているか、市外に幾ら国保のお金が支出されて、合計どれぐらいの病院にお金が支払われているか、その合計及び細部にわたる数字をちょっとお話しください。 ◎市民課長(青木幸也君) それでは、平成30年の3月から平成31年の2月の診療分までの金額になりますが、市内での費用額の合計が20億5,700万円ほどになっております。市外の費用額につきましては24億8,300万円ほどの金額で、合計で45億4,000万円ほどの金額になっております。 ◆19番(阿部周夫君) そういった部分で、市外の病院に通っている方がこれ現状です。その理由というのは、入院する機会が市外の病院が多いんだろうと私は想像しております。そういった中で、先ほど議員各位がですね、健康福祉課長にいろいろ質問しました。健康の啓発活動、あと血圧計が云々という話ししましたけども、今ここに補正予算に上がっていることが全て連動しているわけですから、そういった部分でこれちょっと議長お許しください。そういった部分で予算とは関係ない部分もありますけども、横の連携がつながっていくことで、市民が長寿で健康であって、しかも医療費が少なくて済むような仕組みをですね、新年度2月定例会ありますけども、この12月補正予算も含めてですね、ぜひそういった形で皆さんが健康でいられる形、国保も医者に通わなければ国保料も下がることはないかとは思うんですけども、そういった部分で市民課、健康福祉課、力を合わせてですね、健康づくり推進ですね、いろいろ今回補正予算上がっていますけども、やっていただきたいと思っております。  それとあと今度学校のほうで聞きます。中学校管理費で、修繕料これ30万とありますけども、これ以前伊藤課長にもお話し申し上げました。私よく中学校の部活動を安全にしていただくためにですね、いろんな要望をしてきましたけども、まず基本的な考え方として、教育委員会としてよくほかの議員の方も当局にお願いしたときに、予算あるないというのから始まって、優先順位という話をされる職員が多いわけですけども、当然予算がなければ何でも事業ができないのわかるんですけど、その優先順位ですね、通学路の蛍光灯もそうですけども、修繕していわゆる教育委員会が基本とする歴代の学校教育課長がおおむねみんなそうですけども、優先順位だと、何をもって優先順位かというのが私はよくわからない部分があるんですけども、その辺学校教育課としてですね、支出するに当たっての優先順位、何をもっての優先順位か、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 優先順位でございますけれども、学校と相談をすることになるかと思いますが、子供たちの安全というところが一番の優先順位だと思っております。 ◆19番(阿部周夫君) 例えばですね、要望があったときに、その優先順位に番号をつけたりですね、その序列をした中でですね、それを上からずっとですね、予算化して執行していくのか、その辺どういった形で予算執行に当たっていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 修繕でありますので、緊急を要する、例えばこの時期であれば暖房機が壊れたとかね、そういうことであれば緊急事態ということであって、すぐ修繕しなければならないような状況になるわけですが、ほかいろんなこれも直してほしい、これもあれもあるということになった場合には、予算の範囲もありますので、全部できればいいわけですが、それぞれの当該の学校と相談をしながら、まずその学校として予算これくらいなんだけども、一番最初に要望するのはどれだというふうな形で協議をしながら順位を決めていって修繕に取りかかるということが基本だろうと考えています。 ◆19番(阿部周夫君) 議員がですね、今20人おりますけども、いろんな人間のつながりでですね、いろんな地域、また学校含めていろんな要望が教育委員会にいくと思うんですけども、先ほど言いました子供の安心、安全が一番だということを課長決して忘れることなくですね、そういった場合にですね、予算がないとか、ちょっと待ってくれとか、そういうことがないようにですね、今後もやっていただきたいと思っております。  それからですね、18ページですけども、学校保健費の中で、これ災害補償金、これ何か事故等の事案があったんでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) この保険につきましては、学校で事故があった子供たちに対する市としての補償金に対する補填金が入ってくるという形になっております。 ◆19番(阿部周夫君) これどういった事故といいますか、けがとか、それがあったのかお聞かせください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 捻挫とか、あと骨折とかというところが大きな内容になっております。 ◆19番(阿部周夫君) これは、部活の最中なのか、平時の授業中なのか、その辺詳しい内容をお聞かせください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今詳しい内容の資料を手元にございませんけれども、授業中による捻挫であるとか、あとは休み時間に友達同士でぶつかって転んだとか、さまざまな要因がございます。 ◆19番(阿部周夫君) さまざまな要因で部活中の事故等もあるかに私も聞いておりますので、ぜひ先ほどの質問と関連しますけれども、けがのないようなですね、学校の整備をですね、お金がないとか、お願いしてから3カ月、4カ月たってからするということがないようにですね、していっていただきたいと思っております。  それで、最後になります。これ指定管理の件で質問いたします。今ほどさくらんど温泉等桑原議員が質問されましたけども、これ今市内で指定管理業務を行っている施設は何件ありますでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。
    ◎財政課長(塚野亨君) 今現在指定管理者委託しております事業についてでございますが、今回お願いする2件を含めまして、全部で10施設となっております。 ◆19番(阿部周夫君) 先ほど桑原議員と佐藤商工観光課長の中で、いろんな要因があって、5年から3年に期間を設定し直しとかいうことがあるんですけれども、これ財政課長にお聞きしますけれども、今回2件ですか、指定管理の更新といいますか、あるわけですけれども、財政としての基本的な考え方として、今後複合施設もできるわけであります。実際指定管理にするかどうかはこれからの話だとは思うんですけども、そういった場合にですね、一般概念として、市が指定管理契約を結ぶ際の今後の契約の仕方として、期間を3年とか、5年とか、5年以上とか、そういった何かルールづくりというものはあるわけでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) 指定管理の期間につきましては、特に何年でなければだめだというような考え方はないものというふうに思っております。その中で、5年間という期間を設定した場合、事業者のほうから見ましたら、長い期間を安定して保障されたという形で経営に当たるということができますので、その間創意工夫をしていただいて、経営に当たっていただけるというメリットがあろうかと思います。また、今回のさくらんど温泉もそうですが、例えば今後の経費がなかなか見込めないもの、また複合施設のように新しい施設をつくる場合には、最初から長い期間を設定した指定管理という形で委託をするのがいいのかどうかというところもあろうかと思いますので、今後統一的に何年がいいとかということではなくて、その施設に応じて期間のほうの設定を考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(林茂君) 18番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) まず、ちょっとお聞きしたいのがですね、水道事業が今度は地方公営企業法の適用を受けた企業に、国はですね、本当に地方のことを考えてそういうふうに移行しなさいという話をしているのかなというのは、私は若干疑念を持っているんですけれども、総務省の要請、指導ということで移行すると。そのときの総務省の要は公営企業に移行したほうがどれだけ有利かということが多分うたわれてきているはずですけれども、その点を少しお聞かせください。 ○議長(林茂君) 齋藤上下水道局長。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 公営企業法を適用するということにつきましては、まずその効果として2つ見込まれております。1つ目といたしましては、経営状況の明確化ということで、これ貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成することによりまして、事業の財政状況が明らかになるというのがまず1点であります。  2つ目といたしまして、適正な財産管理であります。これは下水道の管渠などの資産台帳をもとにいたしまして、今後適切な資産の評価を行うことにより、施設の更新計画等の作成に寄与できるということであります。  以上、2点がメリットになっております。 ◆18番(羽下貢君) これまでもこれはやられていないということはなかったと私は認識しておりますけれども、これまでの経営状況の明確化等々適切な財産管理されていたんでしょうか。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 私ども上下水道局ということで、水道事業に関しましては、複式簿記の企業会計を行っておりました。このたびは下水道事業につきまして、企業会計の適用ということになっております。  以上です。 ◆18番(羽下貢君) 了解しました。わかりました。  それでは、私で最後ということなので、農業基盤維持管理事業で、堤外地水害に遭われて大変だということで、土砂の搬出でしょうかね、160万ありましたけど、この算出根拠をちょっとお聞かせください。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 台風19号によりまして、阿賀野川堤外地が浸水被害に遭ったということであります。阿賀野川堤外地の馬下から羽下までの間で、今農地として借りているところが160ヘクタールあります。それに関しまして、共同で作業する費用の補助ということで、目安としまして1反当たり1,000円という計算にはしておりますが、個人の農地に補償をするということではなくて、共同で使う農道等の復旧事業に補助したいということで計算しております。 ◆18番(羽下貢君) 私は、その農道等の整備に幾らかかるかというのはちょっとわかりませんけれども、この反当たり1,000円というのは、堤外地じゃなくて、普通の田んぼや畑の農道整備のときにもこれぐらいのお金が入るわけですか。 ◎農林課長(石川聡君) 堤外地にあります農道の復旧費用ということで、復旧総体の事業費の2分の1以内というふうに考えております。限度額として160万円を見込んでいるところであります。 ◆18番(羽下貢君) わかりました。  次にですね、公園維持管理の公園樹木等管理委託料200万というのが補正で出ているんです・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) やめます。終わります。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「直ちに議運を開きたいんですが、休憩お願いします」と呼ぶ者            あり〕 ○議長(林茂君) 何かあったか。暫時休憩します。          午後 3時01分 休憩                                                      午後 3時19分 再開 ○議長(林茂君) 再開をいたします。  ご質疑はほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま議案としております事件は、お手元に配付してあります付託表のとおり、各常任委員会に休会中審査として付託をいたします。 △日程第3 議長報告   (1) 請願付託報告 ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議長報告であります。  今期定例会において、期日までに受理した請願は、お手元に配付の文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(林茂君) それでは、本日はこれにて散会をいたします。              午後 3時20分 散会...